【インプレ】Rapha Pro Team Aero Jersey
30%OFFのクーポンに釣られて、性懲りもなくまたRaphaに手を出してしまった。(仕事の休憩中に)
Rapha Pro Team Aero Jersey
エアロと付いていることから分かるように、タイトなフィッティングと伸縮性に優れた素材・カッティングにより、走行中の空気抵抗をより減らすことを目指してつくられたジャージだ。
チームSKYも平坦ステージかなんかでは、これのワンピースタイプを使用していたはず。でも私はウェアのサイズが上下で異なり、ワンピースが着れないのでコレにした。
さて、空気抵抗が自転車乗りにとって最大の敵なのは周知のとおり。
ロードバイクなんか見てると、最近はどこもかしこもエアロ。
終いには専用のハンドルやらブレーキまで持ち出す始末。
自転車に乗る上で発生する空気抵抗のほとんどはライダー自身の身体だ。
そんなにエアロエアロ言うなら、より低いポジションが取れるジオメトリーのロードバイクを買って、エアロヘルメットとエアロジャージを装備した方がよっぽど速く走れるというわけだ。
という訳で、Raphaのエアロジャージを着てみる。
狙ったとおり、身体にめちゃフィットする。Super Lightweight Jerseyと同じsサイズなのだけど、サイズ選択を疑ってしまうくらいタイトなフィッティング。
大袈裟な表現だが、立った状態だと上半身にギプスを着けているよう。でも自転車に乗って前傾姿勢になった瞬間に、その感覚が見事なまでに消え去る。驚いた。
最近のレースウェアのトレンドらしく、袖が長め。この袖が微細な乱気流を起こすことで、全体的な空気の流れを整えてくれるんだとか。多分ZIPPのファイアクレストと同じ原理なのかね?
Raphaのラインナップ全体に言えることだが、本当に自転車に乗ることを考え、余分なものを削ったウェア作りをしてるんだなーと。
実際に走り出すと、前までに着ていたウェアがいかに風でバタついていたのかと実感するレベルで、バタつきが一切ない。
風が身体をスムーズに流れていくのが肌で分かる。
では、実際に速くなっているのか?と問われるとぶっちゃけよく分からん←
いや少しは速くなってはいるんだろうど、エアロ性能なんて剛性がどうのこうのって話と同じようなもんだと思うからここでは割愛させて頂く。
下りなんかだと確かにいつもよりスピードが出てる感じはあるけど、具体的な数字は示せない。
ぶっちゃけ、プラシーボ効果の方が大きいと思う。
でも、あらゆるロスを少しでも減らしたい自転車乗りにとって、このウェアを着ることはそれだけで心身が引き締まるのは確か。
このウェアを着ておきながら、ゆるゆる走ろうだとかそういう甘い考えは捨てて速く走れと言われてるみたい。
その他の使用感としては、バックポケットはスマホなどライドに必要最低限の物が入ればいいというくらいのコンパクトさ。でもSuper Lightweight Jerseyで不満だったポケットの位置の高さが、エアロジャージだと低めにつくられていたのでものが取り出しやすいのは良かった。
まとめ:このジャージ着て速くなるかは自分次第だけど、速くなった気にはなれるよ