おっでーはいつも沼の中

自転車とか自転車とか自転車とか。主な活動圏は愛知県とその周辺。たまに全国津々浦々。

北海道ツーリング(移動日〜1日目)

2022年5月。

 

コロナ禍は一向に収まる気配は無いながらも、少しづつ付き合い方を模索し始めているこの頃。

 

営業で客先を回る合間に、今年度の長期休暇をいつ取ろうかなーなんて考えていた。

 

去年の長期休暇は緊急事態宣言とモロ被りで職場から県外への外出を禁止されて何にも出来なかったので、今年は去年の分もしっかり楽しみたい。

せっかくだし車は置いて久し振りに自転車だけで遠征ツーリングしたいなぁ、なら梅雨明け以降か秋口あたりが良いかなぁ、でもこのコロナ禍で数ヶ月先の予定も立てにくいしなぁ。

 

だったらもう来月に休暇取っちゃうか😌

(先に予定だけ確保していくスタイル)

 

さて、休みを取ったなら肝心の行き先をどうするか?

5年前に行った九州ツーリングが良かったからまた行きたいなぁ。

最近サウナにハマってるから、熊本の湯らっくすとか佐賀のらかんの湯なんかも行ってみたいし、九州のフォロワーさんにも声をかけてみるかぁと、宿とか新幹線とか諸々手配をして休暇の1週間前に天気予報を確認したらそこで気づいちゃったんですよ。

 

梅雨とモロ被りやんけ😇

 

えー雨の中走りたくないしどっか晴れるとこないかなぁと思案していたら、そういえば北海道って梅雨が無いんだっけ…?とどこで聞いたかも分からんあやふやな豆知識が頭をよぎったので天気予報を確認したところ、まだ幾分か天気もマシそう。

 

思えば最後に北海道に行ったのは、大学でサイクリング部に入部して初めての夏合宿以来だったな。

 

という訳で11年ぶりに北海道ツーリングに行ってきた話。

 

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旅の始まりは名古屋港・太平洋フェリー乗り場。

 

本当は飛行機取ろうかなと思ってたのだけど、いかんせん数日前に北海道行きを決めたので電動油圧ディスクの自転車を飛行機に乗せる手配までは出来なかったので、どうせ時間はあるし確実に行ける手段をということでフェリーにした。

(スーパーシックスはdi2バッテリーがフレーム内蔵の上、ハンドル角制限で収納できる輪行バッグも限られるため)

 

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そしてこのご時世なので、初めてフェリーで個室を取った。

(死ぬほど電波繋がらんかったけど)

 

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フェリーってどの会社も大抵同じ造りだけど、いつ乗っても最初は隈なく探検しちゃうよねぇ。

 

名古屋ー苫小牧間の航路は2泊かかるという亀さん仕様なので船内はどうしたって死ぬほど暇。

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やることと言ったら甲板でビール飲んで優越感に浸ったり

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ご飯食べたりするくらいしかまーじでやることが無い。

タブレットとか持ち込んでゲームとか動画見れれば良いのだけど、自転車ツーリングだとタブレットまでパッキングする余裕は無い…。

一泊ならまだしも、二泊フェリー移動は流石に堪えるので次は飛行機使おうと思いました。🙄

 

そしてやっと苫小牧港に着く。

前回北海道に来た時は新潟から新日本海フェリーで小樽着だったので、苫小牧着はお初。

 


サクッと輪行解除して行くぜ北海道!

 

ちょうど苫小牧には昼前に着いたので、腹ごしらえをしよう。

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まずは喰い処弍七で苫小牧名物のホッキ貝をふんだんに使ったホッキ貝カレーと海鮮丼のセット。

カレーにホッキ貝って正直どうなのよ?と思ってたけどあのシャキシャキとした歯応えが意外にも進むんだなぁ。

 

この日は午後スタートでそんなに距離を走る日では無いのでまったりとスタート。

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まずは海岸沿いのR235を西にひた走る。

車の通行量は多いながらも、北海道らしいドが付くほどの平坦路なので坦々と距離を刻んでいく。

 

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蟹の要素が見当たらないかに御殿🦀

 

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この日の目的地の登別温泉の前に、すぐ近くの倶多楽湖に寄り道。

透明度は摩周湖に次いで2位らしいですよ、知らんけど。

 

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倶多楽湖を過ぎるとすぐに登別温泉の名所である地獄谷界隈に近づき、一気に荒涼とした景色が広がる。

 

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道路脇の壁からも噴煙が登っているのはビビる。これ自転車で通って良いんか…?

 

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野湯マニアにはたまらななさそうだけど、入ったらヤバそう。

本州だとこうした火山由来の景色は大体標高の高いところにあるけど、この地獄谷周辺は標高が200〜300mくらいとかなり標高が低いのが不思議。

(なぜか高山植物も生えてるらしい。)

多分プレートの沈み込みの位置の関係でここら辺に火山活動が起きているのかなぁとは思うけどどうなんでしょ。

 

地獄谷周辺を巡った後は、すぐ近くに宿があるためチェックイン。

お宿は登別温泉でも屈指の規模を誇る第一滝本館というお宿。(写真撮り忘れたけど館内がめちゃくちゃ広い)

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ちなみに登別温泉は「温泉のデパート」と呼ばれるくらい泉質の種類が豊富らしく、脱衣場でよく見る温泉分析書の種類が同じ浴場なのに7種類あるのは流石に笑った。

ロケーションも地獄谷を真正面に望む大パノラマで景色も抜群。

お湯の成分が濃過ぎるのと温度が高いからなのか、大部分のお湯は加水ありでの掛け流しなのは少し残念だったけど、狭いながらちゃんと源泉そのまま掛け流しの浴槽もあるのでご心配なく。

ひとしきりのお湯を堪能堪能した後は、サウナで長い船旅の疲れを汗と共に流す。

良い温泉とサウナが両方楽しめるのは最of高の贅沢なんだよなぁ。

(そして地獄谷を眺めながらの外気浴が最高😇)

浴場内でお酒を注文できるカウンターもあったので、今思えば頼んどけば良かったなぁと今更ながら少し後悔。

 

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風呂上がりは近くの居酒屋っぽいところでジンギスカンと共にビール。

ワルなので北海道でアサヒを頼んじゃう。

 

実は今回のルートは11年前にサイクリング部で北海道を回った時のルートと割と被るところも多く、ここ登別温泉もその中で寄ったところの1つであったわけなのだが、こうして自転車始めたばっかの時に来た場所にこうしてまた寄ることになるなんてなぁとお酒を飲みながらしみじみ。

(確か当時は洞爺湖のキャンプ場からオロフレ峠を越えて登別に一泊した気がする)

 

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店を出た後は美味そうなプリンをデザートを買って部屋に戻る。

とりあえず明日からはそこそこ距離を走るので、早めに就寝。

まだまだ旅は始まったばかり。

 

続く

 

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