おっでーはいつも沼の中

自転車とか自転車とか自転車とか。主な活動圏は愛知県とその周辺。たまに全国津々浦々。

AACA第6戦1-3 いなべステージ→内灘サイクルロードレース一般の部

6月はレース2連戦。

 

 

まずは今年も帰ってきたあのインターバル地獄。

 

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ほぼ登りと下りしかないAACAいなべコース。

家からだと長良川より遠いのでのんびりしてたら意外に時間がなかった…。

 

会場に着いたら早々にエントリー。

前日になって天気予報が晴れに変わり、当日はピーカンの晴天。

車の後ろでローラーアップしてたら、フォロワーの17歳JKことSEKIYUさんと初めまして。

 

しかし準備にばたばたして何だかんだで20分くらいしかアップできなかった。

最近自分はスロースターターだと分かり、1時間くらい時間に余裕を持ってアップしないとダメだと気付いた今日この頃。

スタート直前。まだちょっと重さが残る脚にイナーメのCXオイルを塗って誤魔化し、スタートラインに並ぶ。

 

そして、1-3がスタート。

リアルスタート後に強烈なふるい落としがかかるけど何とかもちこたえる。

 

いなべコースは道幅が狭く中々前に上がれないので、ある程度周回が進んで人がポツポツと落ちていくのを待ってから動こうかと思ったけどまず自分が落ちそう。。。

後から聞いた話ですが1-3のラップタイムが1-1とほぼ変わらなかったそうで、そりゃキツイや。

そうこうしている内に前方では4〜5人の逃げが決まったらしく、そこで集団が崩壊し自分もグッバイ。

 

何とか前を走ってたSEKIYUさんに追いつくけど、後はせいぜい足切りから逃げるだけのお仕事。

ホビーレースなのに36人出走して完走者が10人というレースをとりあえず完走はしたけど、去年の方がまだ前に行けていただけに、今年の方が内容はアレ。

zwiftのthe wringerだけやってても、レスト区間ががっつり設けられてるのでインターバル練習としては足りないよねー、みたいな話をセキユさんと話しながら駐車場に戻りローラーでクールダウン。

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梅林公園の入口が分からず1時間近く彷徨って遅刻したカメラマンの図。

(まぁ僕も最初は迷いかけたので人のことは言えないw)

 

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レース中の写真が無かった代わりにとてもいい感じのを撮って頂きました🙏

 

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AACA後の恒例となったアフターヒルクライムは池田山へ。

景色の良さでは東海のヒルクライムスポットでは随一ではないでしょうか。

麓の道の駅で温泉に入れるのもアド。

翌日に休日出勤が無ければ最高の休日であった😇

 

 

さて、翌週は内灘サイクルロードレース

学生時代に金沢に住んでいた頃から名前だけは知ってたけど、何だかんだタイミングが無くて社会人になってから初めてのエントリー。

第二の故郷とも言える石川県でのレースだけに、気合いは十分であった。

 

本番は日曜なので、金沢に前日入り。

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ネットで見かけて前々から気になってた海鮮丼のお店でランチ。

「どと〜んと日本海」って言う中央卸売市場の前にあるお店でまだできて間もないのですが、まさに海の宝石箱という表現意外見つかりません。

金沢で海鮮を食らうなら本当は海鮮丼では無く寿司が王道なのですが、このインパクトには代え難い。。。

これにあら汁がセットで2千円と言うのだから恐ろしい。

ご馳走さまでした。

 

午後は前日エントリーも兼ねて会場の試走へと向かう。

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TTレースの草分けとも言われる内灘サイクルロードレース、実はロードレース部門はTTの後に行われるオマケみたいな扱い。

コースは干拓地の農道を使用した一周約10kmのザ・ど平坦。

学生時代に内灘に出場する同期の試走に付き合って走ったことはあるけど、再度確認しながらコースをなぞる。

第1コーナーは2車線から1車線となるクランク、第2コーナーはほんの一瞬だけ登りというか凸状に盛られた地形故、後ろに居れば余計な脚を使わされること必死なのでここだけは特に何としても集団の頭を取りたいところ。

 

おおよそのコースプロフィールを把握したところで雨が降ってきたので車へと戻り、前日エントリーを済ませる。

 

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このクッキー、美山の時も貰ったけど未だに口にしてない。

 

宿に荷物を置いた後は、石川県在住のフォロワーであるところのEstelleさんとラメンメディナー。

結局レース派だろうがロングライド派であろうが自転車乗ってる時点でみんな頭おかしいという結論に至りましたとさ。←

 

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レース当日は、北陸のこの季節にしては珍しくど晴天。

エントリーしたロードレース一般の部は12時からなので、早めに現地入りして今回はじっくり1時間くらいかけてアップ。

あとはオイルを塗ってばっちり仕上げ、30分くらいにスタートラインへと並びに行くけどもう既にけっこう並んでた件。。。

ホームコースなだけあって、出走者の半分くらいバルバジャージで埋め尽くされててちょっと異様。

 

そして、チャンピオンクラスの後に一般の部スタート。

AACAとは違いマスドスタートなのに加え、スタート地点で強烈な追い風だったのですぐに集団は縦へと伸びる。

 

道路も2車線と余裕たっぷりなので前に上がるのに苦労はしなかったけど、横を通りすぎるだけで「近いぞ!!」と怒鳴る選手も居たりしてさすがに苦笑。

いや、AACAとか美山とか、何ならそこらへんのエンデューロと比べても集団の密度ガバガバなんですが…。

 

1週目の第1コーナー手前には集団の頭を取れたので試しに立ち上がりで踏んでみるけど、何かただ飛び出しただけみたいな感じになってしまった。

今考えるとコーナーへの進入速度が速すぎましたね…。もう少しコーナーに入る前に意図的にスピード落とさなきゃダメじゃん。。。

 

その後はポツポツアタックする人はいるけど、見るからに決まりそうも無いのでスルー。

 

そこからしばらくはAACAでも見かけたことのあるバルバの人やアンカーのおっちゃん、チームWADAあたりの人らと先頭ローテしながら最終3周目へ。

 

ここらになってくるとそれまで集団の中で脚を溜めてた人がちょくちょく前に上がってくるけど、第2コーナーを曲がると強烈な向かい風になるので逃げる様子はない。

まだ集団も多かったので、ちょっと後ろに入って脚を休めたらいっちょ飛び出すかーと先頭から4番目へと入った矢先、唐突に目の前を走るバルバの選手が落車。。。

 

なーんにも無いどストレートでの唐突な落車。

強烈な向かい風でも40km/h以上は出ていた矢先なので、避ける間も無く巻き込まれる。

流石にこのタイミングでの落車は意味が分からなかったので、思わず語気を荒げてしまう。

 

機材をサッと確認したところ、シフターはぺしゃんこで前輪も完全にパンク。

フロントホイールも後で確認したら割れていたけど、フロントホイールとシフターが衝撃を一気に引き受けてくれたのか、フレームとリアホイールはほぼ無傷なのが幸い。

完全にレースへの復帰は不可能だ。

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一緒に先頭ローテしてたアンカーのおっちゃん曰く、唐突に上がってきて前から2番目に入ってきた鼠色ジャージの選手が中切れしかけてフラついてたところを、自分の前を走ってたバルバの選手がハスったのが落車の原因であるとのこと。

 

いや、碌に先頭も回してないヤツが前に上がってきておいて最終周の先頭付近で中切れとか捨て身のギャグにしても笑えねーぞ。

 

余りにもやるせない幕切れに、DNFした選手らと顔を合わせても苦笑いしか出てこなかった。

和歌山からわざわざ参戦したアンカーのおっちゃんも「明日仕事やしこれから帰るのかよー」と。

僕も同感だぞ。

そうだよなぁ、せめて落車も無くレース終えたかったよなぁ、あんなイかれたマリカーみたいなヤツのせいでこんな終わり方したくなかったよなぁ、先頭付近であんな落車起こされたらたまらんよなぁ、と。

ハスって落車したバルバの人しか僕は見えてなかったけど、個人的にはそこまでのこのこ出てきておいて中切れしたヤツが1番ギルティだと思うぞ。

顔も知らんけど次は無いと思った方がいいぞ。

 

さて、ここでどうすれば良かったのか?と考えると

1.ひたすら先頭キープ。

2.どこかで逃げを決める。

3.もっと集団の人数を削るべきだった。

 

今回みたいな集団なら3が最も現実的だろうか。明らかに集団に慣れてない人がちらほらいたし。やはり前に出た後に何をするか?という視点が今回も抜けていた。

内灘もまた落車が多いと聞いていたので、前にいれば安心という慢心も良くなかった。

先頭の頭と逃げてる時以外は集団にいる限り落車のリスクを負うという前提で、臨まないといけない。

 

幸い身体は擦り傷と軽いむちうちで済んだから良かったけど、中には鎖骨折った人もいたそうな。。。

 

そして、こんな落車の後で自分で車を運転して200km以上走らせるのもまたつらい。

 

散々だった6月のレース。珍しく7月はノーレースなので、まずは養生して次に備えましょう。

 

 

美山サイクルロードレース C2

今年も参加してきました。

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とにかく毎年落車の多さで話題になるこのレース。

だけど数少ない公道レースであることと、とても魅力的な美山町をまた訪れたくて参戦した話。

 

今年も2日目のロードレースのみに参加のため、前日はゆっくり目に朝9時に自宅を出発。

愛知からだと琵琶湖の北を通って福井の小浜から入るルートと琵琶湖の南から入るルートがあるけど、行きは日本海側から入るルートで。

 

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小浜で海鮮丼を頂くなど。

やはり海鮮を喰らうなら日本海側に限る。

 

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受付を済ませ、TTをちょこっとだけ観戦。

 

宿に早く着きすぎたので、車だけ停めさせてもらってコースの試走へ。

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改めて走ると感じる、美山という場所の美しさ。

走りやすいだけの田舎なら日本中どこでもあるけど、ここだけは何度も訪れたくなる魅力を感じずにはいられない。

レース抜きにしてもまた別の機会に走りに訪れてみたいわね。

 

去年も走ってるので、コースプロフィールは頭に入ってる。

雪が降る土地の割には路面は綺麗だけど、所々穴ぼこがあるのでそこだけは頭に入れておく。(実際レース中にその穴ぼこで落車する人が居たし、美山に限った話じゃないけど試走をしない人はそもそもレースに参加する資格無いと思います)

 

二周回だけして身体もほぐしたら宿へ。

今宵の宿はユースホステルだけど、よく喋るご夫婦が経営してるアットホームなお宿。

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鶏肉をメインにしたヘルシーでとても彩り豊かな晩御飯が、自転車乗りにはありがたい。

同じく美山に参加されるグループや宿の方と談笑しながらの食事。

そして何より、去年も書いたけど美山の米が本当にびっくりするくらい美味しい。甘みとかツヤとか、ご飯としてのステータスが全てカンストしてると言っても過言では無い。

おかずも食べ尽くしたのに、思わず茶碗山盛りで四杯くらいおかわりしてもまだ食べれそうな勢い。

美山の米、恐るべし。

 

前もってウェアにゼッケンを貼るけど、テレビも何も無く、とにかく暇なので9時には就寝。

 

当日は美山中学校のグラウンドに車を停め、ローラーで30分ほどアップ。

イナーメのアップオイルを塗って、8:15に集合完了のところ30分前には集合地点へと向かう。

 

が、ゼッケンだけだとどのカテゴリーの人なのか判別しにくい上に、誘導の人も居ないのでどこに並んどけば良いのかよく分からず。

前のカテゴリーの人がスタート地点へと移動し、C2の人がかなり集まってきて混沌とし始めたところでスタッフから

「年代別で区切るのでカラーコーン設置させてください」

いや、こんだけ人が集まってから並び替えてくださいって。。。どうせ年代ごっちゃ混ぜのマスドスタートやん…。

せっかく早めに行ったのに、このゴタゴタで結局スタート位置が後ろ寄りに。。。

もやもやするけど、過ぎたことはしょうがない。運営の人も大変だろうし。

 

そんなこんなで4周の部がスタート。

正直、落車せずに終えられれば良いかなって気持ちの方が大きかったり。

どうせすぐ落車が起こるので、それで人数がある程度減るまでの序盤はとにかく無理せずやり過ごす。

下り区間を余裕を持ってやり過ごせたのは確実にフレームのお陰かなと。去年は下りの最高速が74km/hだったけど、今年は79km/hまで上げられた。ただC1にもなると軽く80km/h越えるのね…。

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前方で落車が起きても冷静に回避できるようになったし、去年よりは余裕を持って集団を走れていたかなとは思うけど、このカテゴリーの先頭でバチバチやれるビジョンまではまだ湧かないのが正直なところ。

 

それでも地道にポジションを上げ、最終周の九鬼ヶ坂手前では集団の頭が見えてきた。

けどスプリントに自信がない人がもしこのレースで勝つとしたら、ここまでに集団から抜け出し、ある程度マージンを作って下りを迎えないといけない。

当然、最後の坂はみんな頑張るので今までで1番キツかったけど、何とか喰いついて集団で下り、そのままご安全にゴール…と思ったらゴールライン越えてからも落車しとるやつおるやんけ…。

 

まずは何事もなく走り切れたのを喜ぶとしましょう。

しかしまぁ、未登録のホビーレーサーの身で果たしてここまで落車に怯えながらこのレースに来年も出る必要があるのか?と思わなくもないけど、美山のような公道レースにはAACAとはまた違った面白さがあるのもまた事実だと思いましたまる。

 

レース終了後、ある方が会場に来られてると言うのでうろうろしてましたら。

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もしかしてエリートさんですか?

 

ツイッターでは随分前からフォローさせて頂いており、TIME買うときも1番参考にさせてもらった方ですが、実際にお会いするのは初めてでした。

お互いの自転車prprして、あまつさえLOOKに少しだけ乗らせて頂きましたが、10年前の細身のラグカーボンフレームとは思えないくらいすごくキビキビ走るなというギャップ萌えな印象でした。登りをダンシングでグイグイ走ると絶対楽しそう。

エリートさん、次は広島のレースに出られるそうで。住んでる場所は離れてますが多分、というか十中八九またどっかで会うと思いますのでその時は是非一緒に走りたいですね。

 

エリートさんとお別れした後は、道の駅スプリングスひよしへ。

ここで温泉が入れるよーとのエリートさん情報だったので、汗を流した後は名神経由で帰宅。

 

6月はもはや月例となったAACAに加え、石川県の内灘ロードレースにもエントリー。

ここら辺で表彰台くらいには乗りたいですな。

 

 

 

ZIPPホイールを試し履きしてきた

やっぱレース用に一本TUホイール欲しいなーと思う場面が、最近増えてきた。

 

カーボンクリンチャーには「走る」「止まる」に加えて「タイヤを保持する」役割が求められるのだから、カーボンレイアップのリソースを軽さとか剛性といった性能に振り分けられる分、TUホイールに性能の優位性があるのは動かざる事実。

 

まぁぶっちゃけボーラクリンチャーという最強の普段履きホイールがあるので、これ以上カーボンクリンチャーのホイールを買い足す必要性があんま無いよねっていうのが実情。

カーボンクリンチャーはカンパ系列買っときゃ間違いない説、あると思います。

 

そんな折、カトサイでZIPPホイールの試乗会が開かれるというではないですか!

しかも自分の自転車に履かせて試乗させてくれると言う中々無い機会なので、久し振りに自転車でカトサイに行ってきた。

割と購入候補の筆頭メーカーだったので、以下メモ書き程度にインプレをば。

 

1.ZIPP 303 Firecrest TU

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重量:1,390g

リムハイト:45mm

リム幅:26.45mm

 

事前の調べではZIPPで1番購入候補だったホイール。

せっかくTUホイールにするならボーラクリンチャー(1,485g)より軽いのがいいよねと思ってのチョイス。

〜40km/h台の巡航まではボーラとそんなに変わらない印象。空力が良いと言われるZIPPだけど、ボーラよりリムハイトが5mm低いのと外周部の軽さがそういう印象をもたらしてるのかなぁと。

そして試しにスプリントを意識してもがいてみると、まぁとっても掛かりが良いこと。

どんどんギアが上がって行って、アウタートップに近くなってもまだまだスピードが伸びそう。

試乗故にブレーキポジションが適当とは言え、ダンシングするとリムがシュータッチするので多分そこまで横剛性はないのだろうけど、ここまでスピードが伸びるのが不思議。

45mmというリムハイトに違わず、アップダウンのあるコースに最適だなと。

 

2.ZIPP 404 Firecrest TU

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重量:1,505g

リムハイト:58mm

リム幅:25.34mm

 

第二候補の404。

代理店の人曰く、横風耐性を重視してリム幅が広めな303に対し、404はリム幅を微妙に狭くしてより巡航に特化させてるのだとか。

TUなのに1,500g台かー、と思ってたけど走りの気持ち良さではこいつがダントツだった。

303と比べて高いリムハイトが程よく剛性を上げてるのに加え、TU故にリム重量が均一なのもあり、どの速度域でも重量を感じさせず加速がグイーンと進む。こいつぁ気持ちいい…。

巡航も流石にこのクラスになってくるとボーラより良いし、乗った感じリム重量はボーラクリンチャーよりも軽い印象。

走行音がリムに反響する感じが303とかボーラにはない感じで気分も上がる。

総括すると、カーボンディープの良いところをこれでもかと詰め込んだ感じ。よりZIPPらしいホイールが欲しいなら303より断然こっちだと思う。

本格的な登りだとどうかは分からないけど、この走りの気持ち良さを味わってしまうと404が欲しいとなってしまうのだから、ホイールって実際に乗ってみないと分からないわね…。

スペック的には303だけど、自分のフィーリングは断然404だと囁いてる😅

 

おまけ

3.ZIPP 404 NSW

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重量:1,550g

リムハイト:58mm

リム幅:26.4mm

 

話題のNSWシリーズ。

代理店の人に「どうすか?」と言われて乗ってみる。

磁石を使用したcognitionハブ、従来の凹のティンプルに加えフィンのような凸状のティンプルを加え空力をアップデートしたリム、シリコンコーティングと溝を掘って制動力を上げたブレーキ面と、アメリカメーカーらしくとにかくこれでもかとスペックを盛り込んだホイール。

クリンチャーなのに404TUと重量が50gしか違わないのはさすがだけど、やはり走りの軽さには雲泥の差があった。

ペダリングするととにかく剛体を力ずくで転がしてるって感じで、たしかに転がり感は強いけど乗り心地の悪さも相まってこれで100km以上走りたくないな…と思う。

果たしてこのホイールを生かせる人がどれだけいるのだろうか、と思わなくもない。

そして価格は40万以上。

…これを買うことはないかなぁ。

 

とまぁ乗ってみた印象はこんな感じ。

実際買うとしたらまだもう少し先だけど、自分の自転車にホイールを履かせてくれる機会は中々ないのでありがたい。(自分のとは違うフレームでホイールを試してもしょうがないもんね)

さーどれにするか。(まず先立つ物が…)

 

 

 

 

 

AACA第5戦 1-3

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今回は1-3にのみエントリー。

とにかくコーナリングをストレス無くこなしたかったので、多少脚を使ってでも前にとにかく上がって先頭に近い位置でコーナリングをこなすことを意識。

結果、コーナーをほぼノンストレスでこなせたのは良い収穫だった。

そしてほぼ無風にも関わらず、前回より集団のアベレージ速度が明らかに遅い。

集団が全体的に消極的な感があり、あまり誰も前を引きたがらない感じ。無駄に前を引いてしまった感あるけど、後から聞いた話だと集団後方では50km/h近い速度で踏まされたという話も聞いたので、結果的には集団に埋もれるくらいならそっちの方が良かったなと。

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ただ最終週で無駄に前を引いたのは完全にやらかしたって感じで、ポール過ぎたあたりから後ろで脚を溜めてた選手に次々に捲られて結局は集団に埋もれてのゴール。

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何でこいつ口元に手を当ててるんだ。

 

引かないならさっさと下がって引かない。

前を引くなら引くで、コーナーの立ち上がりで踏んで集団の人数を削るなど何かしら意味のある引きじゃないと、何のために前に出てるんだって話。

後は同じレースの同じカテゴリーでも日によって集団の質が全然違うなぁという印象。

レースを走る中で、この集団ではどう立ち回るべきなのかを考えながら走らなきゃいけないなと痛感。

今回の場合、脚があるならコーナーで集団を削る、もしくは隙を見て積極的に逃げるとか。

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何だか不完全燃焼感があったので、ちょこっと走るかって事で二ノ瀬へ。

愛知県民のくせに実は二ノ瀬初めて行ったけど雨沢よりこっちの方が景色いいわね。(家の立地的にこういう機会がないと中々来れないけど)

 

しかしまぁ趣味でやってるとは言え、いい加減そろそろリザルトに名前くらいは残してやりたいという焦りもある。

けどせっかく2,000円で出られて、しかも色んなコースとカテゴリーでやってくれるレースが近場で毎月開かれる環境にあるのだから、狙い過ぎて何もやらずに終わるのもなんだかなぁという思いもある。

楽しむのがもちろん最優先だけど、何とか今年中には入賞するぞ。

 

 

 

 

 

自走で長野ツーリング(〜諏訪湖〜ビーナスライン〜高ボッチ高原)

やっぱりこの時期になると山岳ツーリングしたくなりますよね。ってわけで長野へ行ってきた話

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1日目は自宅から自走で諏訪湖まで。

割と距離はあるけど、最近乗り込みが足りないので身体に喝を入れたいのと長距離でのscylonの使い心地を試したかったのもある。

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実は自宅から50kmも走れば長野県へ入れたりする。

 

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1日目のピークであるところの治部坂峠。ここまでずっと登り基調で、あとはひたすら登り下りを繰り返すコースプロフィール。

 

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飯田からはR153を外れ、南信州フルーツラインをひた走る。ここも農道の例に漏れずアップダウンが多いけど走りやすいし、何より定期的にコンビニがあるのがありがたい。

 

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道の駅 花の里いいじまで昼飯。

道の駅併設なのでそこまで味は期待してなかったけど、ソースカツ丼とそばが思ったより美味しくて満足。

 

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左手にはすぐ中央アルプス、右手には南アルプス。最高じゃないの。

 

そして着きました諏訪湖(写真撮り忘れた)

登り下りを繰り返すコースだからか、距離179.8km、獲得標高3,075m、Av.26km/hの割にはサクッと走りきれたなーという印象。

これだけの距離を走ると大体身体中がバキバキになるのだけど、機材のお陰か前のバイクよりも確実に身体へのダメージが抑えられてる。

TIMEマジ魔法の絨毯。

 

宿に着いてチェックイン。

さぁ自転車どうするかなーと思ったら、館内にある倉庫に入れさせてくれてありがたかった。

 

あとは温泉でゆっくり疲れを取り、びーるを飲んでベッドにイン。たまらんねー。

 

2日目。

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朝食バイキングでしっかり補給。

何気にこの二日間で食べたものの中で1番美味かったのが、このホテルの朝カレー。

一口入れた途端、しっかりと具材とスパイスが煮込まれているのが分かるくらい濃厚なルー。

爽やかにスーッと後を引く辛さと、これまたしっかり煮込まれたホロホロのお肉。

思わず三杯もご飯おかわりしちゃった。

 

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この日はひたすら山登りする日と決めていたので、下諏訪駅で荷物をコインロッカーにぶち込み軽量化。

 

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まず向かうはビーナスライン。ここってただひたすら登るんじゃなく、アップダウンを繰り返しながら登るのね。(嫌らしい

 

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青い空と、残雪を被った峰々に映えるETTR。

 

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獲得した標高を消費してはまた積み上げ、直前でぐぐっと標高を稼ぎ標高2,000m。

 

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今年初の2,000m越えは美ヶ原にて。

馬連山がふつくしい…。

 

GWなので自転車乗りいるかなーと思ったけど、去年の渋峠と比べると少ない印象。

そのかわりバイク乗りがとにかく多くて、北海道よろしく大手を振ってくれる人もちらほら。

 

道の駅 美ヶ原で昼飯を、と思ったけど人が多くてアレなのでチーズおやきと長芋コロッケだけ口に入れてさっさと下る。

まだまだ登りますよーっと。

 

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松本へと下るアザレアラインをひたすらダウンヒル

なかなか急勾配の下りで所々路面も悪いので、ちょっとタイヤの空気を抜いて慎重に下る。

 

松本まで下ったら、塩尻方面へと進路を変えて向かうは高ボッチ高原

まぁ、某△アニメが面白かったので行ってみたかっただけですがそれを抜きにしても絶景らしいので…。

 

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だけどまぁ噂には聞いていたけど、高ボッチ高原へと至る道がかなりエグい。。。

激坂を登った人がよく言う「斜度10%で脚を休められると錯覚する」タイプのアレ。斜度が基本的には10%を下回らない。

 

そして斜度だけならまだしも、とにかく路面の状態が酷くて「とりあえず穴は埋めといてやったでな」と言わんばかりに無秩序に再舗装されたアスファルトが無数のウェーブとなり、傾斜と相まってタイヤの食いつきを悉く跳ね除ける。

マジ卍〜。

 

そんなこんなで距離は10kmもないのに、1時間以上かけて登る。

 

\ツカレタ/

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だいぶ霞んじゃってはいるけどもういいよ(投げやり

ちょっとと言うか、かなり補給が不足気味だったので何か売店あるかなーと思ったけどコカコーラの自販機しかありませんでした💢

 

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天気が良ければ富士山が見えるらしい。

(実は写真左手あたりに見える山をこの時フォロワーが走ってたりしたらしいw)

 

さぁ後は下諏訪まで戻るだけ。

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松本側からの登り程ではないけど、塩尻側の道もそれなりに傾斜がキツく、所々に穴があったりブラインドコーナーが多かったりでダウンヒルにはかなり気を使う。

2,3回ほど停車してカーボンリムの様子を確認。

カーボンディープクリンチャーをこれだけ酷使して、触れないほど熱くなってないのはさすがカンパだけど、念のため時間を置く。

 

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下諏訪まで戻りこの日は結局112.6km、獲得標高2,908m、Av.20.3km/hのライドでした。

2日間で延べ300km走り6,000m以上登りました。

 

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このまま帰っても良かったのだけど、せっかくなら呑みたいじゃん?てことで下諏訪駅近くの温泉で汗を流したら松本まで輪行して、宿に荷物を置いたら居酒屋へ。

個人的には山賊焼きがとても美味しかった。

 

この日は松本のゲストハウスで一泊。

宿の女性スタッフの雰囲気が独特だなーと思ったら、元某大学のサイクリング部と聞いてワロタ。

 

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一泊したら後は松本駅から特急しなので名古屋まで。

毎度思うけど松本駅から見えるこの景色が好きすぎる。

 

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さて、次はどこへ行こうか。

(次は乗鞍かな)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

AACA第4戦 1-3,1-2

今回はダブルエントリー

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普段エントリーしてるのは1-3だけど、1つ上のカテゴリーがどんなもんなのかと雰囲気を掴んでみたかったのと今年もエントリーした美山ロードc2の選手層が1-2あたりなんじゃないかなーと思ってエントリー。

 

zwift 導入したので、the wringerなどのインターバルメニューを多めにして気合い入れて臨むけど、レース前日に職場の飲み会が。。。

前日に酒飲んで夜遅くなると大抵次の日全然力が出せないので、かなり萎えた。

二次会は酒を飲まず、何とか切り上げて終電で帰宅し水をがぶ飲みしてさっさと寝る。

 

当日は1時間半前に現地入りして準備するけど、案の定ローラーでアップするとすぐに心拍が上がるし脚に力が入らない。

恐らく前日のアルコールで身体の水分が抜けてるんだろうなと思いダメ元で水をこまめに飲むのだけど、いかんせん頻尿なので全然身体に吸収されてる様子が見受けられない。

 

そんなこんなで、1-3のスタート時間。

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photo byようかんさん(いつもありがとうございます

 

とりあえず2回目の周回賞までは様子見で、隙あらば逃げたいなーなんて考え。

本格的にロードのオンシーズンに入ったからか、心なしかいつもより屈強な人が多い印象。

 

調子が良くないのもあるけど、コーナリングでのバイクコントロールが下手すぎるし、集団内でも不要なブレーキをかけてしまい無駄に脚を使ってしまう(後ろの人ごめんなさい

結局こうした無駄脚を使ってしまったのが今回のレース最大の反省点。

 

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何周目か忘れたけど、ゴールライン前のコーナーで前方の人がスリップして落車。

おいおいー、と思うがスピードが落ちていたのもあって余裕を持って横に回避。

この落車で集団が分裂し、前方では数人ほどの先頭集団ができる。

ここでその集団に追いついたまでは良かったけど、いま思えばこの集団で逃げをつくれれば良かったのだけど、そんな余裕も脚も無く気がつけばまた振り出しに戻っていた。

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後はそのまま集団でゴール。何だか積極性に欠けるレースでした。

 

割とこの時点で1-2に出るかどうか迷ったけど、お金も払ってるので気を奮い立たせて出場。

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スタートしてすぐ、1-3と比べても明らかに集団の速度域が一段階も違うのを実感する。

ストレートを集団で走る分には問題ないけど、人数も60人近い人数と1-3より2回り多いので、気を抜いて集団後ろにいると速度がかなり落ちるのは頭では分かってはいたけど、コーナー立ち上がりのインターバルが死ぬほどキツイ。

コの字のシケイン抜けた後のインターバルが1番キツく、前に追いつくのに毎回50km/h近い速度で踏まされる。

いや、これ前方キープしないとマジで死ぬ。

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何とか集団に食らいつくけど、脚がビキってなって残り2周を残しコの字シケインで集団からグッバイ。

後は一人旅で何とか完走するけどこれは悔しい…。

 

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もうレース前は上司殴ってでもお酒飲みません(そうじゃない

 

 

 

【インプレ】Rapha Pro Team Insulated Jacket

また新しいRaphaファミリーが追加されました。

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 冬用のウェアにはソフトシェルジャケットがあるので、まぁこれがあれば事足りるというか十分すぎるくらいなのだけれど、ずーっと同じウェアを着ているのもつまらない。

 

そろそろMAAPにも手を出してみようかなとー探していたところに唐突にRaphaのラインナップに加わったのが、件のInsulated Jacket。

立ち位置としては、プロチームシリーズにおいてTraining JacketとSoftshell Jacketの間に位置するだろうか。

ストイックなサイクリスト向けであるプロチームシリーズにおいて、中綿入りというのも気になっていたところ、インスタでおっちーさんがおススメしていたのもあり気付けばポチっていましたとさ。

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中綿入り、且つ前面はワシャワシャするハードシェル生地ではあるけどプロチームシリーズなのでサイズはかなりタイト。

なのでサイズ選びを間違えなければ、風でバタついてストレスになることはない。他に同シリーズのウェアを持っているなら同じサイズで全く問題無いかと。

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前面は防風・防水性に優れたDWR加工、背面部は中の熱気を逃すため通気性に優れた生地になっている。

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このジャケット最大の特徴であるポーラテックアルファの中綿。

中綿と言ってもかなり薄手だけど、通気性と保温性に優れているという謳い文句。

 

さぁ実際に着てみた感想としてはどうなのよ?って話ですが、まずソフトシェルジャケットと違うのは、着た瞬間に上半身がフワッとした暖かさに包まれるということ。

ジャケットの裏地が中綿になっているので、第一印象としてはプロチームシリーズとは思えないくらい優しい着心地。

 

気温一桁台の環境下でジャケットの下には夏ジャージとモンベルのメリノウールを着て走ってみたけど、前面が防風なので冷たい風が全く入ってこないし、中綿のお陰で暖かいけど通気性も確保されてるので中が蒸れることもない。

いや、ホント良くできたジャケットだと思いますよ。

寒冷地でもなけりゃ、冬は冗談抜きでこれ一着あれば乗り切れる。

 

またジャケットなのに、畳めばジャージのポケットに入れられるくらいコンパクトかつ軽量なのも良い。

個人的には9月〜10月の乗鞍なんかでも活躍してくれるんじゃないかなーと思ってたり。

 

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あと地味に便利だったのが、前面のファスナーが上からも下からも開け閉めできること。

ちょっと暑いなーと感じてファスナー解放する時って冬でもあるじゃないですか。

下からもファスナーが開けられるとすごく開け閉めしやすいんですよコレが。

 

ただ気になった点が2つあって、1つはソフトシェルジャケットなど他の冬ウェアに比べると全体的に作りがデリケートな印象。

洗濯は当然弱めにしないといけないし、着脱時は気を使わないとどこか縫製がほつれてしまいそうな感じがある。ファスナーの質感もやたら安っぽいなーと思ったら、メイドインチャイナだった。(衣料製品に関しては昔ほどメイドインチャイナがマイナスになることは少なくなってきてるし、壊れても直せるからいいのだけど)

 

2つ目は、Raphaのウェア全体的に言えることだけど腕周りのフィッティングが比較的ルーズなので、走行時に腕周りでウェアのバタつきが発生すること。

まぁ腕周り以外はしっかりフィットしてるしマシかなと。しっかり筋肉つけろって話ですね、はい。

 

とまぁ気になる点はあるけど、ジャージのポケットにしまえるくらい軽いのに冬用ジャケットとして申し分ない性能を併せ持ってるのがスゴイ。

冬用ウェアで迷っているなら、買って間違いは無いと思います。