おっでーはいつも沼の中

自転車とか自転車とか自転車とか。主な活動圏は愛知県とその周辺。たまに全国津々浦々。

ツールドおきなわ 市民50kmオープン

1年の締めくくりとして、今年もツールドおきなわ市民50kmに参戦してきました。

 

以下、レポート。

 

11/9土曜日に現地入り、スカイマークは預け荷物は20kgまで無料と分かりやすいのでいいですね。ジェットスターはオプション制なので予約するときめんどくさい。

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去年は飛行機の中が暇でしょうがなかったので、今年はNetflixで動画をDLしてiPadで視聴するスタイル。ちなみに今期のオススメは元バスケ部員なのであひるの空です。

 

那覇空港に着いて現地でレンタカーをチャーターした後、道の駅でひるめっし。

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ゴーヤチャンプルうまうま。個人的にはゴーヤチャンプルはちょっと苦味が残ってる方が好み。

 

昼飯後は受付会場の名護市まで移動、だけど寝不足気味でめちゃくちゃ眠い。やっぱ飛行機で寝ときゃ良かった。(今更

イカーならレーダークルーズにお任せなんだけど、レンタカーのシエンタにはそんな便利な機能付いてないし、運転が楽しいような車でもないのでとにかく苦痛だった。

やっぱレース会場への移動で車使うなら、多少積載性を犠牲にしてでも運転が楽しい車にするべきだと思う今日この頃。

そう言った意味では、アクセラは運転の楽しさと実用性のバランスがめちゃくちゃ良いんだよなぁ。

 

名護市で受付を済ませ、ホテルに着いた後は軽く走る。

この時のCTLは63、TSBは15。10月後半からの週末は休日出勤やら仕事の試験やら結婚式やらで休日の練習時間が中々取れなかった。

無理にCTL上げようとしてもレースに響くだけなので、レース直前の木金は完全レストに。どうせ現状の練習量では、CTLのピークは70越えるくらいだったしね。

こういった調整ができるようになっただけでも、パワーメーター導入して良かったと思いますね。

 

飛行機から座ってばっかりなので脚が浮腫み気味だったので、ホテルに荷物を置いた後は軽く走り50tssほど。加圧ソックス買いましょうかね。

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ゼッケンと計測チップを取り付け、バイクの準備万端。

 

アップが終わった後は、近くの弥生軒でご飯三杯くらいおかわりしてしっかりエネルギーをチャージする。

 

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行くぜおきなわ!

 

翌日、朝4時前には起床。レースのスタートは7時ジャストなので、食べたご飯がエネルギーになる3時間前に朝飯を済ませる。

ちなみにメニューはコンビニで買ったトマトソースパスタ、ポーク卵おにぎり、空港で買ってきた赤福。これでちょうど1,000kcalくらいかしらね。

レースの距離は50kmとなので要らないとは思ったけど、一応ウェアにニュートリションを入れておく。

 

会場までは数キロなのでアップがてら自走。

沖縄と言えどもこの時期の早朝はそれなりに冷えるのでウィンドブレーカーくらいはあったほうが良いですね。

後は早い時間帯にレースが始まるカテゴリーで会場まで自走する人はライトとテールライトは付けましょうね。

 

会場着いたは良いけど、アップするようなスペースも無ければローラーを飛行機にも持ちこむわけにもいかなかったので、やることと言ったらVAAM飲むのとボトルの水にBCAA入れとくのとイナーメのスポーツオイル塗るのと追加で補給食(朝専用ブラックサンダー)食べるくらい。

 

去年シードは取ってるので一応先頭に並べるんだけど、集団の真ん中くらいに並んで参加選手を見渡してみる。

ぶっちゃけ誰が強いのかなんて名前だけじゃ分からなかったのだけど、VC福岡と六本木の選手はスタートリストで事前にチェックしていた。後は現地でガタイの良さそうな選手を数人チェックしとくくらい。

今回エントリーしていたカテゴリーがオープンだからなのか、ウェアとか装備からして明らかにレース慣れしてなさそうな選手もそれなりにいたなーという印象。そういう人らには近づかない、ということで。

 

AM7:00、市民レース50kmがスタート。

マスドスタートだけど道は広いので前に上がるのはそう苦労せず、集団前方右側辺りに陣取る。

ある程度ペースが落ち着いて脚も暖まってきたら先頭ローテにも加わるけど、やはりVCと六本木の選手は積極的に前で展開してる模様。

PITの選手なんかがちょくちょく飛び出すけど、そもそも逃げが決まるようなコースレイアウトでもないのですぐに捕まる。

 

そのまま前方に位置取り、落車の多い本部大橋も難なくパス。

この辺りから細かなアップダウンも出てきて先頭付近では散発的にペースアップが図られるけど、そこまで人数は減らず。

身体の調子はまずまずで、やっぱり集団が崩れるとしたら今帰仁村のスプリントポイントだろうと踏んで、スプリングポイントは適当に誰かに取らせて、そのまま流れで先行できる体制は作りたいと位置取りを上げようとしたところで。

 

なんと、スプリントポイント手前でスタッフらしき人が路上に立ってレースを制止しようとしてるではないか。

流石に意味が分からなかったけど、道のど真ん中に車停まってるし集団も止まる流れなので止まることに。

なぜここでレースを止めたのか、「理由ぐらい言ってよ!」との声も上がるけどなんの説明も無く路上に停まってた車も走り去って言ったのはますます意味が分からなかった。

車かモトのトラブル?ニュートラル?いずれしろ完全にレース振り出しやんけ💢

結局アレは何だったんですかね?知ってる人いたら教えてください。

 

結局何が起きたのか分からず、再スタートのアナウンスもろくに無いまま集団は再スタート。

下りでガンガン踏んで先頭に出ても、上手くローテも回らないので諦める。

 

そんなこんなでR58に合流し、レースはいよいよ終盤に。

もうここまで来たら死ぬ気で前方をキープしつつ、イオン坂でワンチャン狙いしかないかなと。

当然、そう考えるのは僕だけじゃないのでイオン坂の下りで先頭に出て踏みまくるが、チラッと後方確認すると集団は縦に伸びてるけどさすがに集団は崩れそうにない。

早々に先頭交代して、最後に備えることに。

 

ゴールまで残り5kmを切り集団のペースが上がるけど、周りを見回すと明らかに高速域でのバイクコントロールに慣れてなさそうな人がいるなーと思ったら案の定落車が発生。アーメン。

落車に触発されたのかフラフラする人がいたので集中を促す。

 

ゴールが近づきいよいよ位置取り争いが激しくなるけど、中々イヤーな具合に前を塞がれる。

右側ばっか見てたけど、今考えると左の路肩からこじ開けられたかなーと。視野が狭いですな。

しかし幸運にもゴール手前でいい感じに空きが出来たのと後ろから捲ってくる気配もなかったので悪あがきにスプリント開始。

結構な人数を抜いて、勢い的には先頭に迫れそうだったけど、やはり一歩遅く入賞の6位圏内に入るか入らんかくらいでフィニッシュ。

目の前では六本木の選手がガッツポーズを上げていた。くそー、やっぱりかぁ。

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とりあえずシングルリザルトは確定かなーと踏んでたけど、実際は7位でした。

前週の大学チャリ部の同期の結婚式では「シングルリザルトは取りたい」と宣言してたので一安心。

先頭とのタイム差は1.548秒と僅かなようにも見えるけど、表彰台にはあと一押しも二押しも足りないなーと言うのが正直なところ。

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例えば、1分パワーのベスト値が更新されてたゴール手前の区間

AACA等のレースを通して、自分はゴール前で競り負けるのが常で、既にそれなりの強度で踏んでいる所からさらにもう一段パワーを出す力がないのが弱点だった。(具体的にはL6以降のパワーゾーン。)言い換えれば爆発力がない。

なのでおきなわの前の練習では全力スプリントする区間を必ず設けたり、ゴール前を想定したアタック→巡航→スプリントの三段構えでの練習もしていたけど、正直付け焼き刃な感は否めず。

自分のFTPから考えると、1分パワーをもっと伸ばしたいところ。やっぱり筋肉は正義やねぇ。

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兎にも角にも今年1年お疲れちゃん。

 

正直、おきなわ前はもう来年はいいかなーと思ってたけど、こうして終えてみると更にレベルアップしてまた来年沖縄に戻ってきたいと思う自分がいる。

 

やっぱりこの趣味は辞められないですなぁ。

 


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そして自転車乗った後の呑み食いも辞められないですなぁ。