マウンテンサイクリングin乗鞍
およそ10ヶ月ぶりのヒルクライムレース
今年に入ってからAACAとか美山とか平坦寄りのレースばっかり出てて、ヒルクライムレースは去年10月に出場した宝達以来でした。(本当は4月に伊吹山エントリーしてたけど雨天につきDNS)
今年は「もうヒルクライムとかつまらんわーw」とか散々言ってましたが、やっぱり自転車乗りなら一度はマウンテンサイクリングin乗鞍に出てみたいよねー、と思いエントリー。
と言っても今年はクリテ向けにインターバル練中心だったので登りの練習してなかった。
とりあえず本番の1ヶ月前にエコーラインを試走。
いつもは景色を楽しみながら登るけど、この日はしっかりコースプロフィールを身体に覚えさせ、そこそこ追い込んで登る。
バスの通過待ちの時間も含め、試走では1時間19分。
勾配がきつくなる中盤のつづら折れ区間で頑張りすぎて後半がタレタレだったので、本番はそのようなことが無いように。
機材面では、レーゼロコンペを導入。
乗鞍に向けての導入というよりは、内灘での落車でボーラを破損したのでその代わりとしてやってきたのがコイツだったと言うだけの話なんですがね。
インプレはもう少し乗り込んだらまとめてみたいと思います。
後はラテックスチューブ及び23cタイヤの導入。
タイヤは気になってたピレリのP-ZERO veloにしてみた。
決戦用の超軽量タイヤは去年の伊吹山でのトラウマがあるので導入を見送り。
重量は195gと十分な軽さだしいいかなーと。
ただ使ってみた感じは何も特徴ないなーという感じ。平坦と下りは普段使ってるスペシャの24cの方が明らかに良い。
ただやっぱり軽いので、登りはピレリの方が速い。
とりあえず乗鞍までは使ってみる。(ただこれならミシュランのPowerコンペの方が良かったかも)
乗鞍前日は受付のみ。
中央道中津川インターで降りて、あとは19号線で下道で行き、木祖村から堺峠を越えて行くいつものルート。
自分は頻尿でただでさえ水分が身体から出て行くので、車を運転してる間もこまめに水分を取る。
会場に到着した後は、早々に受付を済ませる。結構出展も多くて楽しめたかな?
欲しいものは特に見当たらなかったので、脚攣り対策に梅丹のミネラルタブレットと補給用のエネモチだけ購入。
宿は会場周辺は全滅だったので、岐阜側の平湯の森に宿泊。
乗鞍周辺の温泉は硫黄臭ゴリゴリでホント好き。
この湯に浸かるためだけに、ここに来てもいいレベル。。。
晩飯は飛騨牛。
次の日に備えて、白飯を4,5杯くらいおかわりして前日から身体にエネルギーをチャージ。
翌日は駐車場の場所取りもあり3時起きなので9時前には就寝。
翌日。
2:45に起床、就寝前にも乗鞍の登山指数はCだったけど窓を開けて空を見ると雲の割合の方が少ない。
これは出走できそうか?
4時前には会場近くの駐車場に到着。
改めて空を見ると満点の星空と明るい月が見事。
競技3時間前には食事を済ませると良いと聞いたので、おにぎりとあんぱんを胃に詰め込む。
朝の食後にコーヒーを飲めばすぐにお腹が活性化するのは普段の生活から分かってるので、コーヒーを飲むと案の定便意がカミング。
トイレが混み出す前に軽量化を済ませたら、ゆっくりローラーでアップ。
と言っても下山用の荷物預けが6時からなのであんまり時間が無いのに加え、隣の車の人がアップ後に一瞬気を失うというハプニングもあり、2,30分くらいしかアップできず。
ローラーを片付け、後はイナーメのCXオイルで脚を活性化。
荷物を預けたら、追加で補給食のエネモチをもぐもぐしたりツイッター眺めたりしてダラダラ。
スタート地点の乗鞍観光センターは快晴だったけど、会場のアナウンスによるとゴール地点の畳平は風速10m/sの強風に加え霧で視界が効かないとかw
確かにスタート地点から眺めると頂上だけ雲がががががが。
そして久しぶりのヒルクライムだけど、ネットスタートなのでスタート地点の場所争いがないだけでもとってもストレスフリー。
落車の危険もないし、もっとFTPがあればヒルクライム専門になりたかった。。。
僕のカテゴリーは7:10にスタート。
スタート早々、観客サイドからでかい声で「おちんぎーん!」って声援が飛んでてめっちゃ笑った。
序盤は勾配が緩くそこそこスピードが出るので、脚の合いそうな人が見つかるまでダンシングしたり脚を回したりして身体を温める。
そんなこんなで脚の合う人を見つけ、三本滝レストハウスを過ぎるくらいまでパックで進んだところで、私はグッバイ。先は長いのでね、後は自分のペースでいきますよ。
同じくらいの脚の人と抜きつ抜かれつ登っていき、中間地点でエナジージェルで追加補給して後半に備える。
そして試走での鬼門だった例のつづら折れ区間が現れるけど、事前の計画通りダンシングも適度に混ぜ出来るだけ力を使わずにパスできたのは良かった。
ここら辺でチャリダーの大宅さんとかマリンさんをパス。
一気にスパートを、と思った矢先。
森林限界を越えた途端、猛烈な風が吹き付ける。ぐぉぉぉぉぉぉ。
何とか踏ん張るけど終盤近くて疲労が溜まっていたのと、そもそもの標高が高いからなのか思うようにペースを上げられない。
幸いにもこの日はETTのワンピースだったので、ウェアのバタつきによるロスは発生しなかった。ワンピース良いよワンピース。
ラスト1,2kmぐらいで抜きつ抜かれつだった同走者を引き離し、そのままゴール。
タイムは1:13:32。
ゴール直前で脚が少し攣りかける程度だったので、パワーメーターが無いなりには補給とかペーシングはけっこう良かったかなと。
最後の最後まで天候が心配だったけど、終わってみればこの快晴で大勝利である。
力出し切ったからなのか若干フラフラだったので少し休憩してさっさと下山る。
ありがとう、乗鞍。また来年も来るぞい。
下山した後に食べた山賊バーガーが美味しかった。
車に戻ると、ちょうどアップ中に気を失ってた人も戻ってきてどうやら無事に完走したみたいでよかった。
あとは温泉で汗を流してさっさと帰宅。
久しぶりのヒルクライムだったけど、ペーシングと補給は上手くいったかな。
あとはもう少ししっかり練習してカーボンTUとか入れりゃあ70分切れるかなぁ。
気が向いたら来年も出てみようかな。