おっでーはいつも沼の中

自転車とか自転車とか自転車とか。主な活動圏は愛知県とその周辺。たまに全国津々浦々。

AACA第6戦1-3 いなべステージ→内灘サイクルロードレース一般の部

6月はレース2連戦。

 

 

まずは今年も帰ってきたあのインターバル地獄。

 

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ほぼ登りと下りしかないAACAいなべコース。

家からだと長良川より遠いのでのんびりしてたら意外に時間がなかった…。

 

会場に着いたら早々にエントリー。

前日になって天気予報が晴れに変わり、当日はピーカンの晴天。

車の後ろでローラーアップしてたら、フォロワーの17歳JKことSEKIYUさんと初めまして。

 

しかし準備にばたばたして何だかんだで20分くらいしかアップできなかった。

最近自分はスロースターターだと分かり、1時間くらい時間に余裕を持ってアップしないとダメだと気付いた今日この頃。

スタート直前。まだちょっと重さが残る脚にイナーメのCXオイルを塗って誤魔化し、スタートラインに並ぶ。

 

そして、1-3がスタート。

リアルスタート後に強烈なふるい落としがかかるけど何とかもちこたえる。

 

いなべコースは道幅が狭く中々前に上がれないので、ある程度周回が進んで人がポツポツと落ちていくのを待ってから動こうかと思ったけどまず自分が落ちそう。。。

後から聞いた話ですが1-3のラップタイムが1-1とほぼ変わらなかったそうで、そりゃキツイや。

そうこうしている内に前方では4〜5人の逃げが決まったらしく、そこで集団が崩壊し自分もグッバイ。

 

何とか前を走ってたSEKIYUさんに追いつくけど、後はせいぜい足切りから逃げるだけのお仕事。

ホビーレースなのに36人出走して完走者が10人というレースをとりあえず完走はしたけど、去年の方がまだ前に行けていただけに、今年の方が内容はアレ。

zwiftのthe wringerだけやってても、レスト区間ががっつり設けられてるのでインターバル練習としては足りないよねー、みたいな話をセキユさんと話しながら駐車場に戻りローラーでクールダウン。

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梅林公園の入口が分からず1時間近く彷徨って遅刻したカメラマンの図。

(まぁ僕も最初は迷いかけたので人のことは言えないw)

 

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レース中の写真が無かった代わりにとてもいい感じのを撮って頂きました🙏

 

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AACA後の恒例となったアフターヒルクライムは池田山へ。

景色の良さでは東海のヒルクライムスポットでは随一ではないでしょうか。

麓の道の駅で温泉に入れるのもアド。

翌日に休日出勤が無ければ最高の休日であった😇

 

 

さて、翌週は内灘サイクルロードレース

学生時代に金沢に住んでいた頃から名前だけは知ってたけど、何だかんだタイミングが無くて社会人になってから初めてのエントリー。

第二の故郷とも言える石川県でのレースだけに、気合いは十分であった。

 

本番は日曜なので、金沢に前日入り。

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ネットで見かけて前々から気になってた海鮮丼のお店でランチ。

「どと〜んと日本海」って言う中央卸売市場の前にあるお店でまだできて間もないのですが、まさに海の宝石箱という表現意外見つかりません。

金沢で海鮮を食らうなら本当は海鮮丼では無く寿司が王道なのですが、このインパクトには代え難い。。。

これにあら汁がセットで2千円と言うのだから恐ろしい。

ご馳走さまでした。

 

午後は前日エントリーも兼ねて会場の試走へと向かう。

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TTレースの草分けとも言われる内灘サイクルロードレース、実はロードレース部門はTTの後に行われるオマケみたいな扱い。

コースは干拓地の農道を使用した一周約10kmのザ・ど平坦。

学生時代に内灘に出場する同期の試走に付き合って走ったことはあるけど、再度確認しながらコースをなぞる。

第1コーナーは2車線から1車線となるクランク、第2コーナーはほんの一瞬だけ登りというか凸状に盛られた地形故、後ろに居れば余計な脚を使わされること必死なのでここだけは特に何としても集団の頭を取りたいところ。

 

おおよそのコースプロフィールを把握したところで雨が降ってきたので車へと戻り、前日エントリーを済ませる。

 

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このクッキー、美山の時も貰ったけど未だに口にしてない。

 

宿に荷物を置いた後は、石川県在住のフォロワーであるところのEstelleさんとラメンメディナー。

結局レース派だろうがロングライド派であろうが自転車乗ってる時点でみんな頭おかしいという結論に至りましたとさ。←

 

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レース当日は、北陸のこの季節にしては珍しくど晴天。

エントリーしたロードレース一般の部は12時からなので、早めに現地入りして今回はじっくり1時間くらいかけてアップ。

あとはオイルを塗ってばっちり仕上げ、30分くらいにスタートラインへと並びに行くけどもう既にけっこう並んでた件。。。

ホームコースなだけあって、出走者の半分くらいバルバジャージで埋め尽くされててちょっと異様。

 

そして、チャンピオンクラスの後に一般の部スタート。

AACAとは違いマスドスタートなのに加え、スタート地点で強烈な追い風だったのですぐに集団は縦へと伸びる。

 

道路も2車線と余裕たっぷりなので前に上がるのに苦労はしなかったけど、横を通りすぎるだけで「近いぞ!!」と怒鳴る選手も居たりしてさすがに苦笑。

いや、AACAとか美山とか、何ならそこらへんのエンデューロと比べても集団の密度ガバガバなんですが…。

 

1週目の第1コーナー手前には集団の頭を取れたので試しに立ち上がりで踏んでみるけど、何かただ飛び出しただけみたいな感じになってしまった。

今考えるとコーナーへの進入速度が速すぎましたね…。もう少しコーナーに入る前に意図的にスピード落とさなきゃダメじゃん。。。

 

その後はポツポツアタックする人はいるけど、見るからに決まりそうも無いのでスルー。

 

そこからしばらくはAACAでも見かけたことのあるバルバの人やアンカーのおっちゃん、チームWADAあたりの人らと先頭ローテしながら最終3周目へ。

 

ここらになってくるとそれまで集団の中で脚を溜めてた人がちょくちょく前に上がってくるけど、第2コーナーを曲がると強烈な向かい風になるので逃げる様子はない。

まだ集団も多かったので、ちょっと後ろに入って脚を休めたらいっちょ飛び出すかーと先頭から4番目へと入った矢先、唐突に目の前を走るバルバの選手が落車。。。

 

なーんにも無いどストレートでの唐突な落車。

強烈な向かい風でも40km/h以上は出ていた矢先なので、避ける間も無く巻き込まれる。

流石にこのタイミングでの落車は意味が分からなかったので、思わず語気を荒げてしまう。

 

機材をサッと確認したところ、シフターはぺしゃんこで前輪も完全にパンク。

フロントホイールも後で確認したら割れていたけど、フロントホイールとシフターが衝撃を一気に引き受けてくれたのか、フレームとリアホイールはほぼ無傷なのが幸い。

完全にレースへの復帰は不可能だ。

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一緒に先頭ローテしてたアンカーのおっちゃん曰く、唐突に上がってきて前から2番目に入ってきた鼠色ジャージの選手が中切れしかけてフラついてたところを、自分の前を走ってたバルバの選手がハスったのが落車の原因であるとのこと。

 

いや、碌に先頭も回してないヤツが前に上がってきておいて最終周の先頭付近で中切れとか捨て身のギャグにしても笑えねーぞ。

 

余りにもやるせない幕切れに、DNFした選手らと顔を合わせても苦笑いしか出てこなかった。

和歌山からわざわざ参戦したアンカーのおっちゃんも「明日仕事やしこれから帰るのかよー」と。

僕も同感だぞ。

そうだよなぁ、せめて落車も無くレース終えたかったよなぁ、あんなイかれたマリカーみたいなヤツのせいでこんな終わり方したくなかったよなぁ、先頭付近であんな落車起こされたらたまらんよなぁ、と。

ハスって落車したバルバの人しか僕は見えてなかったけど、個人的にはそこまでのこのこ出てきておいて中切れしたヤツが1番ギルティだと思うぞ。

顔も知らんけど次は無いと思った方がいいぞ。

 

さて、ここでどうすれば良かったのか?と考えると

1.ひたすら先頭キープ。

2.どこかで逃げを決める。

3.もっと集団の人数を削るべきだった。

 

今回みたいな集団なら3が最も現実的だろうか。明らかに集団に慣れてない人がちらほらいたし。やはり前に出た後に何をするか?という視点が今回も抜けていた。

内灘もまた落車が多いと聞いていたので、前にいれば安心という慢心も良くなかった。

先頭の頭と逃げてる時以外は集団にいる限り落車のリスクを負うという前提で、臨まないといけない。

 

幸い身体は擦り傷と軽いむちうちで済んだから良かったけど、中には鎖骨折った人もいたそうな。。。

 

そして、こんな落車の後で自分で車を運転して200km以上走らせるのもまたつらい。

 

散々だった6月のレース。珍しく7月はノーレースなので、まずは養生して次に備えましょう。