おっでーはいつも沼の中

自転車とか自転車とか自転車とか。主な活動圏は愛知県とその周辺。たまに全国津々浦々。

信州ツーリング2日目(長野市〜嬬恋〜草津温泉)

知らない天井だ。

 

二段ベッドの上の外人のいびきがめっちゃうるさかったので若干寝不足気味?

 

まぁユースホステルだからしょうがないね。

 

信州ツーリング2日目は群馬県へと入り、日本3大名湯の1つ草津温泉を目指す。

 

距離自体は70kmほどとそんなに走らないけど、事前にストラバでルートを引いてみたら獲得標高が2,000mオーバーでした本当にありがとうございます。

 

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気合い入れて行きましょう。。。

 

実を言うと、本当に適当にルートを引いてそのままガーミンにぶち込んだのでこの日どんなところを通るのかいまいちよく分かってない。

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強いて言うなら、事前に絶景と聞いていた嬬恋パノラマラインをルートに組み込んだくらい。

 

あとは適当に最短距離のルートを引いたのだけど、東へと走り出して間も無く、おっでーはそのことを深く後悔するのでした。

 

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あれ、おかしいな。道がとぐろを巻いている…。

 

どうやらこの道、上田市の菅平高原へと至る県道34号線だというのは分かった。

途中の保科温泉までは斜度も緩かったのだけど、そこを過ぎてしばらくすると、後半6kmほど写真のような道が続いた。

 

途中でガーミンの斜度計が機能しなくなったので詳しい斜度は分からなかったけど、幾度となく山を登ってると大体の斜度分かる。

平均斜度は10%台中頃、最大斜度は10%後半は確実にありました。(実際の最大勾配は18%らしい。)

こんなもんノーマルクランクで走る場所じゃねぇ…(脚付き不可避だった)。

 

結果的に、走り始めて10数キロでこの日の獲得標高の半分を稼がされるはめになりました。

長野怖い。

 

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県道34号線のピークを越えると、上田市の菅平高原へと入る。

頂上手前からなんか歓声が聞こえるなと思ったらどっかの少年サッカークラブが練習をやっていたみたい。

どうやら部活の合宿の定番スポットであるらしい。

 

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菅平高原から長野街道へと下り、一路群馬県へと向かう。

またも峠越え、の前に腹ごしらえしたいなと思ったらおやき屋さんがあったのでチェックイン。

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茄子入りのおやきとくるみ味噌団子🍡
ちょうどいい補給になりました。

 

さて、腹ごしらえを済ませたらえっちらおっちら山登り。

県道34号線でバッチリ脚が目覚めたのか、わりといいペースで登っていく。

あんなとぐろ巻いた道に比べたらチュンやで。

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標高1,362mの鳥居峠を越えて群馬県は嬬恋へと入りまーす。

ちなみに長野県って日本で1番多くの都道府県と接しているらしいですね。(愛知、岐阜、静岡、山梨、群馬、新潟、富山、埼玉)

長野県から埼玉県ってどうやって入るんだろ。全然イメージ湧かないや。

 

鳥居峠からの下りの途中で嬬恋パノラマラインへの入り口があるけど、そこはガーミンが抜かりなく教えてくれる。

こういう要所要所で道を教えてくれるだけでもだいぶありがたいわよね。

今の時代はスマホがあるからよっぽど道に迷うことはないけどバッテリー消費するし、やっぱりそういった道中に調べる時間によるロスって馬鹿にならないから、事前の準備は大事よねって話。

 

大学のサイクリング部時代から色んな人と走ってるけど、ルートの下調べとか装備品とか、こういう事前の準備があまりにも疎かな人ってのは大体トラブルばかり起こしてるイメージ。

まぁ多少トラブルあったほうが面白いのは確かだし、あまりガチガチに準備しすぎると自由度が下がるからそこら辺はさじ加減なんだけど、機材トラブルとかハンガーノックとか、要らんトラブルは避けるに越したことはない。

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浅間さーん。

さて、嬬恋パノラマラインに入りかけたけど、この嬬恋パノラマラインは本来は農道である。

知多半島の農道を走ったことある人は分かると思うけど、補給できるような場所はまず期待できない。

ちょうど昼時なのもあったけど、本格的に嬬恋パノラマラインに突入する前に昼飯にしようそうしよう。

 

パノラマラインの入り口を過ぎたところに蕎麦屋があるとのことなので、ひとまずそちらに向かうことに。

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蕎麦屋さんの名前はいっさく庵さん。

辺鄙なところにある古民家風のお店だけど、けっこうお客さんが入っているよう。

 

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 ここで頼んだおろしそばが個人的にはこの信州ツーリングで1番の大当たりでした。

薬味がたっぷり入ってるのもポイントが高いのだけど、何より真ん中に載った辛味大根のおろしがとにかく蕎麦に合う。

この地方特産らしく、ほんのり紫色のおろし大根がのどごし抜群の蕎麦と相まって非常に箸がすすむ。

とっても美味でした。

 

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さて、ここからは嬬恋パノラマラインを通ってこの日の目的地である草津温泉へと目指す。

この道はひたすらアップダウンを繰り返すコースプロフィールと言い、キャベツの生産地であることと言い、よく走りにいく知多半島の農道とそっくり。

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違うのは知多半島が海沿いで、嬬恋パノラマラインが浅間山を横目に走るということ。

結構骨が折れるルートだけど、天気の良さと相まって非常に楽しい!

 

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きーもちー!

 

やはり予想した通り、補給スポットは自販機以外には皆無。

こんなに景色がよ良くて、GW真っ只中なのに車通りがほとんど無いのがアド。

そしてやはり山間地域なだけあって、下りの惰性だけでは登りきれない登りも平然と登場する。

パノラマラインをしばらく走ると、再び木々に覆われた道を走る。

ここからさらに、草津温泉に向かってぐぐっと高度を上げていくことになる。

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と、いきなり目の前に車の渋滞が現れる。

うーわ、何だこれ。。。

まーそりゃGWなのは分かるけどこりゃひでーな。

 

草津温泉までは結構な登りだけど、それでもこの時ばかりは自転車の方が圧倒的に早い。

ちょいと脇から失礼してひょひょいっと登る。

 

そして程なくして着きました草津温泉

獲得標高が2k越えるっていうから早めに出たけど、思ったより早く着いちゃった。

せっかく早く着いたんだし、のんびりお湯に浸かろうじゃないかってことでお風呂に。

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大滝の湯でひとっぷろ。

とってもいいお湯だったけど、やっぱり人が多すぎる。

 

この日のお宿もユースホステル。あんまり寝る場所にお金はかけたくないから、いままで風呂と飯は外でもいいかって思ったけど、GWみたいな繁忙期にそれは完全に失策だった。

温泉街に出ると夜でも人だかりで、やっぱり高めでも良いから飯と風呂付の宿を取れば良かったなと後悔。

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慰みにライトアップ湯畑。

 

そして宿の部屋に入ると、同室のほとんどが自転車乗りでさすがに笑った。

絶対明日渋峠登るんだろうなー笑。

 

こういうユースホステルではスマホの目覚ましは使えないので、ガーミンのvivo smartで目覚ましをセットする。

こうすれば振動でお知らせしてくれるから周りにも迷惑はかからないしね。

 

さて、次の日は朝一で渋峠を目指す。

3年前は霧で草津側の景色が全然見えなかったけど、果たしてどうなることやら?

 

続く

 
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