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おっでーはいつも沼の中

自転車とか自転車とか自転車とか。主な活動圏は愛知県とその周辺。たまに全国津々浦々。

【インプレ】Michelin POWER competition 23c

そういえば使ってたので参考までに。


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自転車歴も5年目になるけど、ロードタイヤの定番中の定番であるところのMichelinを使うのは、初めて買ったロードバイクの完成車についていたリシオン2以来。

あれはとりあえずというところのスペックのタイヤなので、レーシングラインのタイヤでMichelinを使うのは実は初めて。

 

PRO4もいつかは使おうと思いながら、結局一度も使うこともないままMichelinのクリンチャータイヤがフルモデルチェンジしてしまったw

 

そんなMichelinのトップを張るのが、16シーズンより登場したcompetition、all season、enduranceの3タイプをラインナップするPOWERシリーズ。

 

その中で今シーズン使用したのが、レーシングタイヤとして徹底的な転がり抵抗の削減を目指したcompetitionの23c。

 

重量は23cで195g。GP4000、ワンなど今まで使用してきたレース仕様のタイヤとしては頭1つ抜き出た感のある重量。

2,3000キロくらいはこのタイヤ使ってるけど、パンクは一度もない。

耐パンク性なんて結局は乗り手の使い方次第だと思ってるからそこまで求めてはないのだけど、レーシングタイヤとしての耐パンク性は及第点と言えると思う。

極端に車重を重くするとか、段差にフルスピードで突っこまないとか、常識的な使い方をすれば大丈夫。

 

さて、実際に嵌めて乗ってみた感想。


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条件としては

フレーム:Cannondale super six evo

ホイール:Campagnolo BORA ONE 50 CL

乗り手:体重62kg

空気圧:90psi

 

まず乗って感じるのはこぎ出しの軽さ、そして圧倒的な転がり抵抗の低さ。

重量自体は軽いから漕ぎ出しも軽いのは当然として、コイツの転がり抵抗の低さは特筆すべきものがある。

コンチ、シュワルベ、スペシャ、Vittoriaと色んなタイヤ使ったけど転がりの良さはダントツで、まさに謳い文句に偽りは無しと言ったところ。

路面状態の良い平坦路を走れば、まさにヘヴン。トルクをかければロスなく推進力に変換され、かっ飛んでいける。

 

ただし、乗り心地は平均以下と言ったところ。PRO4は乗り心地良かったみたいだけど、その頃の面影はほとんど無いのだろうと思う。

乗り味としては正に、レーシングタイヤの王道を行く乾いた乗り味と言ったところ。

 

あとグリップ性能。

これはもうね、こんだけ転がり抵抗が良ければね。どれだけタイヤが進化しても多少なりとも犠牲にせざるは得ないよね。しょうがないよね、と言ったところ。

滑り過ぎてどうにもならないと言うほどではないけど、過信は禁物。(実際、下りのコーナリングでスリップしてコケたことがある。)

テクニカルなコーナリングが続くようなコースではちょっと使いたくないかなーと。

そこらへんはコンチとか、スペシャのタイヤを使いたくなる。

 

でも、これを25cに替えたら弱点を補えるのではないかなーと思ってる。

しかも、パッケージにも23cには「転がり抵抗5w削減」と書いてるところ、25cだと10wになっている。

マジか、25cだともっと転がるのか。。。

そこはおいおい試して見ようと思う。

 

総評としては、平坦・直線路最速タイヤ。そして、とにかくロスがない。

本来、様々な路面状態・環境で走るロードバイクのタイヤというのは、転がり抵抗の低さはもちろんのこと乗り心地、グリップ、耐パンク性、耐久性など様々な要素が求められる。

どんなに良いフレームとホイールを装備してても、タイヤがダメなら全てがダメになると言っても過言ではないくらい、タイヤというのは重要なパーツなのである。

 

でも、この転がりを知ってしまうと逆に他のタイヤに戻りにくい気がする。

乗り心地とかグリップとか、そんなのが些細な問題に思えてくるし、色んな意味で危険なタイヤと言えるかもしれない。

 

ロードバイクとは本来「舗装路をいかに速く、ロスなく走るか」を宿命付けられる機材でもある。

「乗り手の力を余す所なく推進力に変える速さこそが正義。」

クリンチャータイヤしか作らないと宣言したMichelinの回答がコレなのだとしたら、至極納得のいく答えだと言える。