おっでーはいつも沼の中

自転車とか自転車とか自転車とか。主な活動圏は愛知県とその周辺。たまに全国津々浦々。

【レース】伊吹山ドライブウェイヒルクライム2016

気付けば社会人2年目。

去年は自転車に対するスタンスも定まらないまま、何となーく自転車に乗ってた感が否めなかった。

やっぱり、時々遠征ツーリングに出かける程度ではどうしても普段から自転車に乗るモチベーションが湧かない。

という訳で、ちょっと社会人に慣れてきた今年度は「月1回はレースに参戦しよう」を目標にすることにした。

そんな平成28年度の開幕戦として今回参戦してきたのが、タイトルにある通り「伊吹山ドライブウェイヒルクライム」だ。

登坂距離約15km、獲得標高1,036mと本格的なヒルクライム大会としてはこの伊吹山が開幕戦としては相応しいだろう。

ヒルクライム、自分としてはそこまで不得意でもないし、むしろ好きな方ではある。バイクも超6にc24とどちらかと言えば登り向けの構成だし、普段の練習でも短い時間で負荷をかけられるから登りに行くことも多い。

けど、クライマーを自称するほどでも無いって感じ。体重・体格共に自転車やってない人には細いねとは言われるけど、自転車やってる人にはガッシリしてるねと言われる。

まぁでも、今まで参戦してきたレースはそんなに多くはないけど、ヒルクライム大会の割合が多め。


という訳で今回参戦してきた伊吹山。当日は3時起床というスケジュール。早すぎワロタ。
まぁ、受付会場は関ヶ原IC降りてすぐの場所にあるし高速飛ばせば愛知からでも1h〜1.5h程度で着くアクセスの良さだからそこまで急ぐ必要もないけど、駐車場のポジション争いもあるから早めに出る。

朝飯や補給食をコンビニで買い、会場に着いたのが4時半過ぎ。受付会場からほど近い場所に車を停めることが出来た。

受付開始の6時半までしばらく仮眠を取り、受付へ。

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参加賞は伊吹山仕様のアームカバー。ON-YONE製だからそこまで悪いものじゃなさそう。あとはサイクリストにはお馴染みの梅丹のエナジージェルと、ドリンクパウダー。


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人も自転車もどんどん増えてきた。会場は、かつて天下分け目の戦があった関ヶ原町の役場。名古屋からも関西からもアクセスが良く、高速降りてすぐ且つ駅からも近いので人気も人数も多いのが分かる。やっぱアクセス良いって重要な要素だよね。

天気は薄く曇ってはいるけど、気温は20度前後と暖かい。夏装備でも全然問題無しということで、先月わざわざ大阪のRaphaまで行って買い付けたsuper lightweight jerseyとlightweight bib shortsで出撃。

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レース前に購入したジェルを塗り、準備万端。アップは、まぁレース中でいいでしょ←

8時50分に集合がかかり、そこからスタート地点である伊吹山ドライブウェイの料金所までまとまって移動する。

料金所手前で荷物を預け、スタート地点でスタンバイ。
スタートの号砲まで、息抜きがてら先にスタートする女子ローディーを何となく眺める。やっぱり女子でも伊吹山に出るような人はレース志向なのか、サイクリングロードで見るようなヒラヒラしたスカートとか、忍者みたいな格好してUV対策してる人はあまり見なかった。せいぜい、普通の冬装備をしてるくらい。
ヒルクライムに余計なものは要らないからね。どんどん身軽になってくれていいのよ?

「あのお姉さんエロいなー」とかくだらんこと考えてたらいつの間にかスタート時間に。ドリンクをちょっと飲み、シューズのBOAクロージャーを締める。

一瞬の緊張の後、スタートの号砲が鳴る。

なにせアップしてないもんだから、最初は軽めのギアで心拍で走ることを意識する。最近心拍計も導入したので、ガーミンに表示される斜度・ケイデンス・心拍を基にペースを調節する。

ところでこの伊吹山ドライブウェイ、平均斜度は6.9%、最大斜度が10%と極端な激坂は無い。所々でアウターに入れられる区間もあるので、多少距離はあるもののコースプロフィール自体はそこまでキツくない。どちらかというと前半が比較的緩やかな印象だった。

中盤までは比較的ペースが合いそうな長身のリアクト乗りと、小柄でダンシング多めのBH乗りの選手と抜きつ抜かれつを繰り返しつつまとまって走ってた。速度はあまり見てなかったけど、けっこうな選手をパスしたので割と早めのペースで走ってたように感じる。

しかし半分を過ぎて、「ちょっとこの先保つか…?」って思いがふとよぎったのが運のつき。一瞬の脚の緩みと、後半に入り徐々に斜度が上ったのが重なり、気が付くと先ほどの二人から離される。

「あ、これはアカン」

そう思ったときには既に遅し。見事なまでに後半のペースが垂れてしまい、同じカテゴリーの人にも結構ぬかれた。ぐぬぬ…。

前半に一つ後ろの集団に乗っとくべきだったか、それとも意地でもリアクトとBHに付いて行くべきだったか。

とりあえずダンシングの割合を増やして心拍を落ち着ける。ギアはほぼインナーロー状態。インナー39tはちとキツかったか。終盤になると斜度もさらに上がり、ケイデンスで誤魔化せなくなってくる。

騙し騙しダンシングをしながらも何とかゴール。見事なまでの黄金のタレだった。

もう少しギア比は落としてもいいかなー。あとは集団で走ってるときでもペース配分を常に把握しとかなければ。

ゴール後、トラックに預けた荷物を取りに行くけど、無造作に間隔なく並べられてるもんだから自分の荷物が見つからないのなんの。もう少し自分の荷物が目立つようにしときゃ良かったな。幸いゴール地点はそこまで寒くなかったから良かったけど、もっと標高が高かったら荷物探しの間に凍えていたはずだ。


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荷物を見つけたあとは、お決まりの記念撮影。奥には琵琶湖がうっすら見えた。

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快晴ならもっといい景色だったろうけどな。でも標高1200mの割には中々にダイナミックな山景だった。

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スカイテラスにて景色を眺めながらのコーヒーなど。レース後の一服は大人のサイクリストの嗜み。

ツイッターを眺めてると、フォロワーの方も何人か参加してたみたい。やっぱこのレース人気あるようだ。そりゃこの伊吹山ドライブウェイを走れるのは年に一回のこの日だけだもんね。

下山は例に漏れず集団でまとまって下る。登りでは応援してくれたコース上の学生スタッフさんが、下りでは「お疲れ様です!」と声掛けしてくれた。そちらこそお疲れさまです。

下山してリザルトを確認すると、タイムは55分47秒?くらいだったか。順位はカテゴリー別で、306人中37位。てか同じカテゴリーだけでもそんなにエントリーしてたのね。スタート時に見回したときはそこまでいるとは思わなかった。

とにかく腹が減ったので、さっさと撤収。養老SAで味噌カツ丼を喰らうも、ご飯が少ない。ふざけんなし。

あとは高速で一時間ほど走らせて家に帰る。やっぱアクセス良い。

そんなこんなで、初めての伊吹山ヒルクライムだったけど走りごたえもあって単純に楽しかった。来年もぜひ出たいと思うので、次は2,3分は縮めたい。50分切りはちとキツそうかな?

そんな訳で、gdgdなレポートでした。