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おっでーはいつも沼の中

自転車とか自転車とか自転車とか。主な活動圏は愛知県とその周辺。たまに全国津々浦々。

四国ツーリング 0〜1日目

旅の始まりは早いに越したことはないが、やっぱり仕事が無いんだから惰眠も貪りたい。貪りたくない…?

10/10土曜日。一応出発日は今日だけど、この日は0日目みたいなもの。

というのも、この日の最大の目的は神戸三宮港25時発、早朝5時高松港港着のジャンボフェリーに乗るだけ。

実質のスタートは翌日に四国に上陸してから。

 

前日の仕事終わりに飲みに行ったのもあり、午前中はだらだら旅の準備をして家を出たのが昼前の11時。

近場の駅で輪行して、電車で神戸へと向かう。名古屋から神戸までは鈍行だと4時間ほどかかるが、この時点でフェリーの出発まで半日もあるし鈍行で神戸へと向かう。

神戸へ着いたのが17時頃。

せっかく神戸に来たのだから観光でもしたいところだがうん十万もするロードをそこら辺に置いて観光する訳にもいかず。。。

結局神戸くんだりまで来てしたことといったら、ラーメン屋を2軒まわってデブ活という名のカーボローディングをしてたのと銭湯に入ったくらいw

自転車だから飲み屋に入るわけにもいかないし、都市部の観光にはロードは不向きだな。

25時発のフェリーのチケット販売が始まる22時まで適当に時間を潰した後、三宮港へと向かう。

 

その途中、港の入り口手前ににこんなものが。

短っ。( ゚д゚)

なんでも主要国道と大きな港を結ぶ道路にはこのような極端に短い国道が設定されるケースが多いのだそうな。

 

そしてフェリー乗り場に到着。

綺麗過ぎワロタ。

今まで色んなフェリーに乗ってるけど、こんな綺麗なフェリーターミナルは見たことが無い。

どこも大抵ボロくて、チケット売り場の受付の人もどこかぶっきらぼうで、「本当に営業してるの?」ってくらい寂れたフェリー乗り場もあるんだけど、これは本当に面食らった。

これが神戸クオリティか…。

でもチケット売り場の受付は例に漏れずぶっきらぼうで何故か安心した笑。

料金は自転車の積載料を含めても3000円いかないくらい。

うむ、やっぱり安い。

 

乗船時間まで待合室のソファーで仮眠。

3連休だからか深夜便でも人が多く、自転車乗りと見受けられる人もけっこう居た。

そして乗船時間。

船内で自転車は車と同じフロアに置いておくため、自転車乗りはこのように車の搬入口で待機する。

自分以外に自転車乗りは2〜30人くらいはいたんじゃなかろうか。

 

皆さん良い自転車に乗られてる。

 

船内に入る頃にはもうすっかり深夜なので、すぐに寝床を確保。

雑魚寝スペースもすぐに埋まり、中には貸し出しされてるゴザを通路に敷いて寝る人も。

寝心地はあまり良好とは言えないけど大学のサイクリング部時代には橋の下とか道の駅で野宿してたことを思えば、屋根があるだけマシ()

 

ウェアを枕代わりにして横になると、すぐに眠気がやってくる…

…風が…恋を…運ぶ♪…

…海を…遠く渡り♪…

…二人を結ぶ…ジャンボフェリー♪…

 

脳内に爽やかなメロディーの歌が流れる。

これは…夢…?

いや違う、これは…ジャンボフェリーの歌だ…!

このメロディこそが、ジャンボフェリーを利用した旅人の間で麻薬ソングとして話題になるほど有名なジャンボフェリーの歌か…。

未だかつてここまで朝の目覚めを爽やかに演出してくれる歌があっただろうか。

旅の始まりってのもあるけど、本当にスッと目が覚めたぞ…。

 

というわけで着きました、香川県高松市

ついに四国旅の始まり。

といっても朝の5時だからまだ暗いって言うね。

 

そして、香川と言えばうどん。

うどんと言えば香川。

というわけで朝飯はやっぱうどんで決まりでしょ!

というわけで早速やってきたのはこちら、朝6時から営業してるうどんバカ一代さん。

日曜と言うのもあるだろうけど、朝6時からすでにこの行列。

フェリーで乗り合わせた他の自転車乗りの方々の半分くらいも、この店に来ている模様。

といってもうどん屋なので回転率が良いのか、そこまで待つことも無く席に座れた。

 

記念すべきうどん県で頂く初うどんがこちら。

釜玉バターうどん!

一口すすっただけで分かるちゅるちゅるさと弾力ッ!うめぇ!

うどん版カルボナーラみたいな感じで、胡椒が良いアクセント。

なるほど、こんなものが早朝から食えるなんて素晴らしいじゃねーのうどん県。

 

うどんで腹を満たしたところで今日のルートを確認すると、高松市から愛媛県西条市までの約110km。

走りきるだけならそう大した距離ではないが、初めて走る土地であることを考えると、うかうかしてもいられない距離。

 

基本的には海沿いを走るかんじだろうな。

軽くストレッチをして、ツーリングマップルで大まかなルートを頭に叩き込む。

バチン!とビンディングシューズをペダルにはめれば、あとは西に進むだけ。

高松市の郊外に出ると、序盤は適度なアップダウンが続く海沿いの快走路。

 

2~30kmほど快適なサイクリングを楽しんだところで補給(うどん)タイム。

今度は坂出市の山下うどんさんに寄ることに。

店構えは何だか寂れた町工場みたいだけど、中々の有名店らしく店内には有名人のサインがずらり。

うどんは飲み物(名言)

 

さて、うどんは美味いけど何せこの日は風がとにかく強い。

どれくらい風が強いかって言うと、油断してるとハンドルが取られそうになるほどの風が常に吹き付けてくる(;´Д`)

海に近い道を走ってるから、風を遮るものが多そうな内陸へと入りたいところだけど、四国の内陸部は基本的には山しか無い。

しかも運の悪いことに、1ヶ月前に痛めた膝の痛みがまたぶり返してきた。

 

こうなるともはや辛みしかない。

薬局に駆け込んでバンテリンの塗り薬をぬりぬりしながら騙し騙し漕ぐけど、風の強さもあって全然進まない。

グーグルマップ西条市までの距離を確認するたびにため息をつく。

あまりの進まなさに何度も自転車を地面に叩き付けたくなる衝動に襲われるが、そうする訳にもいかず、泣く泣くペダルを回し続ける。

プロ選手になれば好きなだけバイクを投げれるのか(違う)

 

目的地がこんなにも遠く感じるのは、まだ自転車を初めて間もない頃以来だ。

終盤にはちょっとした傾斜でもインナーにギアを落とす体たらく。

誰だよ、見栄はってアウター53tにしたやつ(俺だよ)

 

しかし、膝が痛むとなると新たな問題点が浮かび上がる。

それは次の日のコースだ。

翌日は愛媛県西条市から、標高1500m近い四国カルストまでの120kmを駆け上がる過酷な山岳コース。

今の膝の状態で長丁場のヒルクライムはとてもじゃないがこなせそうにない。

この場合普通なら山岳コースを回避するところだろうが、四国カルストはこの旅最大の目的地。

みすみす諦めるのなんて嫌だ。

しかも四国カルスト付近の宿も予約してるためキャンセル料も惜しい。

こうなれば、多少金や手間をかけてでも四国カルストに向かうしか無い。

 

しかしどうやって向かうか、それが問題だ。

①自転車を運んで移動するには電車で輪行するのが一番だが、山岳コースであるところの四国カルストまで電車が通っているはずも無い。

→却下

②バスなら上まで乗り継いで上まで行けるみたいだが、そもそもバスは輪行ができない。

→却下

ヒッチハイクも1つの手だが、先約がある以上、不確実な手段に今後のルートを任せる訳にもいかない。却下。

→却下

 

自転車を運搬しつつも、確実に四国カルストに向かう方法を脳内でリストアップ。

選ばれたのは、レンタカーでした(えっ

そうと決めたのなら、行動は早い方がいい。

早速グーグル先生で付近のレンタカーの店を検索してみると、西条市の手前にある新居浜市ならレンタカーが多くあることがわかった。

しかも調べてみると、トヨタレンタカーならプラス3000円ほどで隣県に乗り捨てできるらしい。

四国カルストの次の目的地は高知市だったので、こりゃあ都合がいいやってことでスマホからその場でレンタカーを予約。

24時間、乗り捨て料金込みで1万ほどの追加出費は痛いが、後で「行っておけば良かった」とズルズル引きずるくらいなら金を惜しまないほうがマシだ。

 

というわけで、急遽この日の目的地を新居浜市へと変更。

この時点で日もだいぶ傾きかけていたのでちょうど良かった。

この日はネカフェに泊まる予定だったから、宿泊地などいくらでも変更できる。

 

ちなみに自分は連泊でツーリングに出かけるときはあまり宿を取らない。

お金をかけたくない、っていうのもあるけどそれ以上に宿を固定させてしまうと今回みたいにツーリングルートが大幅に制限されてしまうからだ。

最低限、ルート上にネカフェがあるかどうかを事前に確認するくらい。

寝る場所にお金をかけるくらいなら、そのぶん美味しいものを食べたいしね。

一人旅はそこら辺がどうとでもその場のノリで自由にできるから好きだ。

これが大人数となるとそうはいかない。

 

というわけで、ネカフェの深夜料金割が適用される時間まで、銭湯と晩飯で時間を潰す。

銭湯で汗をさっぱり流した後、新居浜で何か名物的なグルメは無いか検索してみたけど、これといってめぼしいものはなさそうであった。

かといって四国くんだりまで来てチェーン店で飯を食うのもアレなので、地元の人御用達といった雰囲気の定食屋に突入する。

ザンギ定食うまー。やはり自転車に乗った後の飯のうまさは格別だ。

 

その後、本日のお宿であるところのファンキータイム新居浜店にチェックイン。

全国を旅してると、以外にもご当地のネカフェチェーン店があったりする。

四国ではこのファンキータイムってネカフェが幅を利かせてるようである。

それにしても社会人になった今でも、ネカフェに泊まるのって何だかワクワクしちゃう。

まぁ、ネカフェに泊まると漫画を読んじゃったりして絶対夜更かししちゃうんだけどね。

 

自転車は表に停めておくのも盗難が怖いので、店員さんと交渉して、自転車を輪行袋に入れた状態で店内に置かせてもらうことに。

個室に入り、PCで軽く次の日のルートをおさらいしてるとすぐに眠気がやってきた。

ネカフェ拍なのに、今夜は珍しく夜更かしせずに寝られそうだ。

 

明日はついに四国カルストに行ける。

自転車で行けないのが心残りだけど、そこは仕方ない。

次の日も良い旅になることを願って、眠りについた。

続く

 

走行データ:香川県高松市愛媛県新居浜市

距離:116.28km

平均速度:22.4km/h

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