specialized power expert サドル インプレ
最近何かと話題のこのサドル、使ってみました。
以前使ってたサドルはselle italiaのslr。
その軽さと薄さから愛用者の多いサドルですが、去年の夏あたりからどうもポジションが落ち着かないと言うか、ライド中にしょっちゅう座位置を調整することが多くなったので新しいサドルを探していました。
サドルが合わなくなってきた原因及び新しいサドルに求める要素としては
①サドルがヘタってきてしなり過ぎるのでは?
②slrは細身のサドルなので、もう少し座面を広げてしっかり腰を支えてもらいたい。
③ショートノーズにして股関節の可動域を広げたい。
あたりでしょうか。
去年のジロデイタリアでフルームが大逃げを決めて総合優勝をもぎ取ったときにpowerサドルを使っていた、ということから何かとネットでも話題になっていたこのサドル。
先に挙げた要件から見てもこのサドルが1番ベストなのかなぁとの思惑からお買い上げ。
specialized 製品はシューズ、タイヤ、ハンドルと使ったことがあるので、そのクオリティの良さは知ってるつもり。
特にポジションに関係するパーツ類についてはそこら辺の専門メーカーより良いくらいで、フレームからパーツまで全て自社でつくれるメーカーはやっぱり強いですね。
s-worksの方が当然軽いですが、個人的にはサドルレールにカーボンだとトルク管理も面倒くさいのでexpertに。
取り付けるとこんな感じ。
ポジション調整がシビアとは聞いていましたが、気持ち前気味にしてサドル前方が地面と平行になるようにセッティングするとピッタリな感じ。
サドルの厚みが割とあるので結構シートポストを下げざるを得ないのがデメリットなくらいか。(というかslrが薄過ぎるだけ)
実際使ってみてどうなのよ?というところですが、実走でいきなりヒルクライム入賞経験のある人も複数居る130kmの高強度ライドにぶっこまれましたが、特に不具合もなく走れたのは思わぬ収穫。
サドルに関してはどうしても合わないサドルに出会ったことがないのでそんなもんかなとは思いましたが、前のサドルに抱いていた不満点については概ね解消されたと言って良いかなと。
まず①と②については、このサドルはほぼしならないのに加え座面も広いのでトルクをかけやすくなった実感はあります。
確かに座面は硬いですが、TIMEとか言う魔法の絨毯フレームがあるので振動吸収性は特に問題無いし、そもそもちゃんと乗れていればサドルに振動吸収性を求める必要もないので正に「これでいいのだ」って感じ。やっぱりサドルにしなりは必要なかった。
③については前のサドルは左右均等に踏めていなかった感覚があり、これが1番の不満点でした。
恐らく股関節の可動域が狭いか、サドル上でのポジション自由度が徒らに広いのが原因だったのかなと。
powerに関してはサドル上での自由度は当然前ほど自由なサドルでは無いですが、一方でやはりショートノーズ故の股関節あたりの自由度の広さは感じます。
なので、自分の踏みやすい位置から脚を踏み下ろせる感覚があり、この辺りのストレスが無くなったのが1番大きいかも。
まとめると、「サドル上での前後左右のポジション自由度は広くないけど、その位置さえ決まれば広い座面と剛性のあるサドルがしっかりケツを支えてくれよ。でも一方で股関節自由度は広いので、自分の踏みやすい位置からしっかり踏み込める。」というのがこのpowerサドルのインプレッション。
とりあえずこれを選んどきゃ間違いないってタイプのサドルではないと思いますが、目的を持って選ぶのであれば良いサドルだと思います。
今のところ特に不満点は感じないですが、もう少し乗り込んでくると出てくるかもしれんのでそこは追い追い書き込んでいきたいと思います。
明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます、おっでーです。
2018年は前年以上に色んなレースに出た年でした。月毎に列挙すると
3月 AACA1-3(新城)
5月 AACA1-3(長良川)
美山ロードC2
6月 AACA1-3(梅林公園)
内灘ロードレース 一般
8月 全日本マウンテンサイクリングin乗鞍
9月 AACA1-2(長良川)
11月 ツールド沖縄50km
12月 ヴェロフェスタモリコロ2時間
AACAはレース半分、練習半分の側面があるとは言えこうしてみると結構レース出てましたね。
実業団も考えないことはないんですが、クリテリウムばっかとは言え東海近辺は安く出られるレースが毎月のように開催されてるので、この地域は本当に恵まれてると思います。
2019年も昨年と同じようにホビーレース主体で出てみようかなと思っておりますが、昨年はこれだけ出場して表彰台に絡めなかったのが心残り。
元々は大学のサイクリング部でキャンプツーリングから始めた自転車も気付けば2019年で8年目になります。
社会人になり年々忙しくなる中で、自分が好きだと胸を張って言える趣味だからこそ、毎年何かしらの進歩はしていきたいなというのがここ数年の思い。
というわけで、今年の目標は「レースで表彰台に乗る」です。
具体的にはシーズン序盤でAACA1-3で勝って、胸を張って1-2に乗り込みたいかなと。
とは言えがむしゃらに練習してもあれなので、冬の🍆で遂にパワーメーターを導入しました。
元々は一年ほど前にスマートローラーを導入してzwiftで室内パワトレはやってたんですが、やはり実走、特にレース中にどんな動きをしてるのかを知りたいなとの思いが強くなって導入を決意。
最近実走で出たFTPは3.83倍。パワトレはまだ初心者に毛が生えた程度なので何とも言えんですが、少なくとも4倍には持っていきたいところ。
さぁ、2019年も頑張るぞい。
ツール・ド・おきなわ 市民50km アンダー39
市民レースの甲子園と呼ばれるツールド沖縄に参戦してきました。(50kmだけど)
ツールド沖縄に出てみようかなーと漠然と考えたのは今年に入ってから。
エントリーが始まった段階でのコンディションで何キロにエントリーするか決めようとした結果、とてもじゃないけどレース強度で100km以上走るベースはないなとのことで50kmへエントリー。
まぁ沖縄はまだ行ったことがなかったので、レースのついでに観光してくるか、くらいのノリ。
ツールド沖縄最大の鬼門であるところの自転車の運搬手段。選ばれたのはオーストリッチOS-500でした。
神経質な人はハードケースのがいいんでしょうが、少なくとも国内線ならそこまで雑な扱いはされることは無いだろうと思いコレに。
とにかく自転車をバラしたくないので、自転車本体から外したのはペダルとホイールくらい。
自転車保護のために施した処置としては
①前後エンドに金具を取り付け。
②STIレバーを動かないようにテープで留める。
③ホイールはホイールバッグに入れて収納。
④チェーンが暴れないようにかつフレームから飛び出ないようにアウターローにセットし、チェーンを金具で固定。
くらいだろうか。
フレームに保護材を巻き付けたりRDを取り外せばもっとベターかもしれません。
航空会社によって自転車運搬に関わる規定が異なるので注意。ちなみに今回利用した航空会社だと
スカイマーク:重量20kg以内、大きさは50cm×60cm×120cm以内の受託手荷物は無料。
ジェットスター:自転車などのサイズの大きな手荷物は2,000円の追加料金で預け可能。
スカイマークはオーストリッチの輪行袋だと少々サイズオーバーだったけど、要は検査機を通れば良いのか、係員が荷物を斜めにして通してくれたので無事通過。係員が「どちらを上にしたら良いですか?」と確認してくれるのが好印象。
ジェットスターは予約時に荷物の重量によって細かく料金が決められているので予約時が少々面倒だけど、金さえ払えば不足はないのである意味分かりやすいかも。
飛行機以外にも考えないといけないのは、空港までの交通手段と現地に着いてからの移動手段。
飛行機用の輪行袋は電車用と違い持ち運びしやすいようにはできてないので、空港までは車移動になる。
私の場合は最寄りの空港がセントレア。
空港直結の特急列車が出てますが、名古屋発の飛行機が6:00発なので必然的に車移動。
空港の駐車場代で5日以降最大料金7,500円。
そして沖縄には鉄道が無く、ツールド沖縄の受付会場も那覇空港から北に7,80kmほど行った名護市にあるのでレンタカー予約も必須。
利用するレンタカー会社や車種によって異なるので一概には言えませんが2〜3万ほど。
ハイエースやミニバンあたり予約して複数人で行けば一人当たりの金額は少なく済みますね。
ちなみに空港近くのレンタカー屋は大抵空港から店までの送迎バスが用意されてるので、必ず予約しましょう。
他に宿代、食費など諸々含めると10万くらいは資金として見積もっておいた方がいいかなと。
僕は来年ももし出るなら月1万くらい積立しようと心に決めました()
飛行機に乗るのは3年半ぶり。セントレアからだと2時間強で着くから文明の利器は素晴らしい。
沖縄初上陸!
レンタカーをゲットして受付会場である名護市へ。高速を使って1時間強。
台風が多い土地柄か、建物は軒並みコンクリート造りなのね。
受付を済ませ、ブースを見て回った後は受付証と一緒に付いていた食事券で宜野飯(ぎーのーはん)を頂く。台湾の魯肉飯みたいなB級グルメ?でとても美味でした。
あと宿に戻ってから気付いたんですが、参加賞もらい忘れたんですよね。けっこう補給食がたくさん入ってたみたいでもったいない…。
ていうか渡す場所が違うならゼッケン渡すときに一言言ってくれよ…。
ちょっくら観光しに古宇利島大橋まで。もう少し晴れてれば、って感じ。
マンゴースムージーうまうま
大戸屋で飯を済ませた後は宿に戻り翌日の準備。願掛けも込めてETTRジャージで戦闘準備。
予想外だったのはゼッケンプレートを自転車に付けなければいけなかったこと。
登録選手でもないのでゼッケンプレートホルダーなんて無いし、タイラップでシートポストに付けろと言われてもエアロシートポストだから付かねーよw
結局テープで固定して無理やり装着しました。
来年もし出るならゼッケンプレートホルダー付けましょうね。
ヘルメットにもゼッケンを装着したら準備完了。22時過ぎには就寝。
翌朝。
起床は朝4時。まだ辺りは真っ暗。
会場に車を停めるけどローラー台が無いのでそこらへんを軽く走ってストレッチしてオイルを塗ることしかやれることがない。
6時過ぎにはスタートラインへ向かうけど、既にかなりの人数が並んでてどちらかというと後方でしたね。
まぁ公道を封鎖してるから道は広いし、ほぼ平坦なのでそこまで前に上がるのは苦労しなかったので、気にするほどでもなかったかな。
ただスタートラインにかなりの人数の某北陸ショップチームの選手が居て気が気ではなかったけど。。。
朝7時、市民レース50kmアンダー39の部がスタート。
出走人数は201人。
コースは名護市を出発し、本部半島を一周する50kmの平坦コース。
スプリンターがしのぎを削るコース、なんて謳い文句が公式サイトにはあるけど勝負の分け目となる登坂ポイントが3箇所くらいあるので微妙なところ。
ただ毎年アベレージ40km/h前後らしいので平坦コースっちゃ平坦コース。
マスドスタートなので序盤からペース上がるのかな?と思ってたけどそこまで強烈なペースアップがかかることもなく比較的穏やかにレースが始まる。
しばらく名護湾沿いのルートを走るけど、オーシャンビューのレースってそうそう無いので良い景色だなーと考えるくらいには余裕がある。(それでも40km/h以上は出てるけど)
にわかに集団が色めき立ち始めたのが、本部大橋の手前辺りから。
ポールによって車線が狭くなるのに加え、本部大橋の登りで前に出ようとする人が多いので一気に集団の密度が上がる。
更に本部大橋を下った後すぐに登り返しになるもんだから落車が多いと聞き警戒していたら、案の定後ろから落車の音が。ご愁傷様です。
このあたりで1人、本部関門のスプリント賞狙いで飛び出す選手が。(後に分かったけどこの人が最終的に勝ったらしい
他にスプリント賞を狙う人はおらず、集団は見送り。
数キロくらい進んでラインを越えた後のこの選手を集団が捉えたところで、バルバの選手が飛び出したので乗っかってみる。
ここから逃げきれるとは思ってないけど、わざわざ沖縄まで来てずーっと集団の中を走ってるのも面白くないしちょっとは目立ちたいじゃん?
と思ったけど他に乗っかる人はいなかったので、しばらくしたら集団に戻る。
全体を通して集団は大人しかったなーという印象。「試走の方がキツかったなw」と話してる人も居たくらいだし、もう少しペースアップなりアタックなり乗っかっても良いんじゃないの?と若干もやもや。
でも今帰仁村のアタックポイントを越えた辺りで一瞬先頭集団が形成されかけたのに、全然ローテ回せなかったザコは私ですごめんなさいごめんなさいぃぃぃぃ🙇♂️
そんなこんなで思ったよりも集団の人数がへることなく、ゴールへと向かうR58へと合流。
ゴール前最後の登りで何人かがアタックを仕掛けると、これには遅れちゃいかんと何とか食らいつき下りに入る。
ここでスピードに乗って少人数で飛び出したい、と思ったけどそこまで速度は伸びず結局は振り出しに。。。ここで集団に発破をかけるなり、自分が前に出て速度を上げなければならんかった。stravaで見る限りだとこの区間60km/hも出てなかったぞい。
結局最後は40人近い集団で混戦スプリント合戦と化してたので、他の選手の邪魔にならない程度にスピードに乗って流しフィニッシュ。
結果は32位。確か50位以内の選手はは翌年優先してスタートラインに並べるんだっけ。(来年も出られるかは不透明だけど。
もっとああすれば良かった、と考えればキリは無いけどまずは無事に今シーズン最後ののレースを終えられたことで良しとしましょう。
そして何故か最後のスプリント区間でKOMを取るの図。やっぱりスプリントは仕掛けるタイミングが大事なんですねぇ(最後スプリント勝負する気全く無かったけど
レースを終えた時点でまだ朝の8時半を回ったところなので、aacaの余裕のあるスケジュールと比べると何だか変な気分。
那覇市内に戻った後はオリオンビールで乾杯。ジョッキ2杯で酔いが回ってしまうくらいには疲れてたようだ。
シメは我部祖河食堂のソーキそば。これがめちゃくちゃ美味くてただ無心で食ってた。
翌日はツールド沖縄アフター、ということで知念岬やニライカナイ橋など沖縄本島南部をぐるりとポタリング。
沖縄の海が綺麗すぎて、僕山派だけど海派に鞍替えしちゃいそうな勢い。
本州だと寒いくらいの季節だけど、沖縄ではこの時期夏ジャージでも暑すぎず寒すぎずくらいの気温なのでサイクリングには持ってこいの季節かもね。
ただ走り終わった後けっこう日焼けしたので日焼け対策は入念に。
ニライカナイ橋を登ったところにあるカフェくるくまで昼食のタイカレー。
オーシャンビューの景色と相まって非常に満足…。
そして夜は旅先の飲み屋を巡る部、今回は国際通りで「19時まで生ビール半額!」に釣られて適当に入った居酒屋(店の名前も覚えてない)よりお送りします。
この店、店員のねーちゃんがチューハイ飲みながら「沖縄県民は呑むことくらいしかやることないんすよー」と接客してるユルさがたまらない。好き。
そしてたまたま隣に座ってた兄ちゃんが最近自転車乗り始めたばかり(しかも同じ愛知県民)の人なのでついつい話が盛り上がるなど。
こうして沖縄の夜は更けていく…。
そして最終日は空港でお土産を買ってお家に帰るだけのお仕事。
本州に帰りたくなくなってくるくらい沖縄良いところだった。かなりお金飛んだけど、来年もまた行きたいなぁ(誰か一緒に来年出よう
ビワイチ -秋の陣-
春、夏のビワイチをやったなら秋も走るしかないでしょう。
というわけで、2年ぶりのビワイチへと赴くためアクセラ君を走らせて向かった先は毎度お馴染み琵琶湖大橋米プラザ。
前日の台風が心配されましたが、天気も保ってくれたようで何より。
ちょこっと早く着いたので、車の中で一眠りしてから準備を終えると続々と参加者が集まる。
美山でお会いしたエリートさん以外に少佐さん、ゲンさん、おくやすさん、ガロアさんとは初めまして。
実業団なりシクロクロスなり、何かしら競技に出られてる方ばかりなので楽死苦なること請け合いですね()
150km近いライドなのにTTバイクが二台くらいあったのも気のせいでしょう。
軽く自己紹介して打ち合わせをした後は、まず休暇村を経由してファミマまでの20km近く。
湖岸道路から逸れると道が狭く細かなアップダウンもあるのでそこまでスピードは出ませんが、腹の探り合いとばかりに遅すぎず早すぎずのペースで淡々と進みあっという間にファミマまで。
エリートさんのTTバイクprpr
ちょこっとした休憩や補給も兼ねてしばし談笑してると自然と機材の話になりますよね。
出発前に「まぁこの面子なら抜くことはあっても抜かれることはそうそう無いでしょ(゚∀゚)」みたいな話ししてたらまぁそうなりましたよねw
昼食ポイントの湖北みずどりステーションまではまぁまぁな向かい風。
最終的にはおくやすさんと少佐さんとパックで進むけど、2人とも細いのに向かい風の平地をモリモリ進んでくしお強い…。
そして特に事前に打ち合わせしたわけでも無いのに、40km/h前後できっかり五分ずつローテし始める人らナニモンだよ…。
道の駅の看板が見え始めたところで僕も先頭に駆り出されると、なけなしのパワーを絞り出し湖北みずどりステーションへとヘロヘロもがきでピットインする。
全員揃ったところでお昼ご飯。
福井あたりで取れた鯖を運んでた鯖街道に近いからだったか、いなり寿司とか鯖寿司とかとにかく米と鯖のメニューが目白押し。
この辺りから福井県の地名が入った青看板見えてくるもんね。
ご飯食べた後はエリートさんのTT試乗会。
カーボンクリンチャーのディープ履いてるのに思ったより軽かったのが印象的だった。
やっぱりzippは外周部の軽さがかなり効いてるのかな。
水鳥ステーションを出るといわゆる奥琵琶湖へと入り、守山などと比べるとだいぶ過疎ってくる。
賤ヶ岳を貫通する旧道のトンネルを抜けると、そこには海と見紛う景色が広がっていました。
記念撮影を終えて下ると、誰が仕掛けたか唐突に始まるペースアップ(オロロロロロロロ…
ローソンからの激坂で始まるアタック合戦。
ゆるぽたとは言えしっかり追い込む。
前半向かい風で苦しんだと思ったら後半も向かい風、なんてことはザラにあるのがビワイチ。
奥琵琶湖からサニービーチまでもまぁまぁ向かい風なので淡々とパックで進む。
時期的に寒いかなと思ってたけどそこそこ暑かったので、マキノサニービーチでアイス休憩。
夏なら水着の女の子が見れるらしいですよ。
サニービーチを出てから風車村あたりの区間は快走路で、10数キロは40kn/h前後で巡行。
この区間が1番キツくて、あんまり前を引けなかった。インターバルは得意なんだけど、淡々と高い強度で巡行するシチュエーションがホントだめだなーと思う今日この頃。
やっぱりFTPの底上げを図らんといけませんな。
白鬚神社あたりからかなり車が増えてきたので、あまりスピードを出せず。
最近インスタ映えスポットとして白鬚神社が人気だとは聞いてたけど、左右の確認もせず車の間を縫って飛び出してくる人が多くてアレ。
ローソン志賀北小松店で最後の休憩を挟み、ゴール地点へ。
つむびわの時はこの辺りですっかり脚が攣ってヘロヘロのザコだったけど、今回はしっかり追い込んで走っても最後まで攣るようなことはなかったので、前よりかは強くなれてるのかな。
米プラザ前のエリートさんの最後のペースアップにも何とか食らいつき、無事にビワイチ終了。
距離147.9km、アベレージ31.9km/hのゆるぽたでした。
琵琶湖をバックに記念撮影。
今回はリアをボーラに換装してましたが、レーゼロと比べて脚の残り具合が段違いでしたね。ボーラいいよボーラ。
timeを取るETTの教徒 pic.twitter.com/IKqUlQi6St
— エリート@ETT (@nowoll) 2018年10月7日
そしてTIMEを崇め奉る教徒。
皆さんに一通り挨拶したあとは、それぞれ帰路に。
とても良きライドでした、皆さんありがとうありがとう。
風呂と飯を済ませて、例によって車を走らせて帰宅。ビワイチより帰りの運転の方が辛いのなんの。。。
おくやすさんみたいに僕も大阪に泊まって遊んで帰れば良かったかなーと少し後悔。
何はともあれ、とても楽しいライドを企画してくださったエリートさんに感謝。
関西勢の皆さんももし愛知に来ることがあれば是非アテンドさせていただきます。
fulcrum racing zero competizione インプレ
内灘ロードレースでの落車で破損したボーラに替わってやってきたレーゼロコンペ。
ある程度乗り込み、レースでも使ってみたのでインプレをば。
普通のレーゼロとの違いは、まず何と言ってもハブがUSBではなくカンパ・フルクラムが誇るCULTベアリングであると言うこと。
まぁ正直USBでも十分すぎるくらい回るのですが、下りなんかでは50mmディープのボーラワンと遜色無いくらいスピードの伸びが早いのでやはり効果はあるのだろう。
もう一つ通常のレーゼロと違うのは、2way-fitであること。即ち、チューブレスタイヤが使えるということだ。
どうせアルミホイールを買うなら、チューブレスタイヤを装着して戦闘力を底上げしたいじゃん?っていうのが狙い。
ただ単にチューブレスを使いたいならマビッコのUSTのが良いのは分かってるし実際迷ったんだけど、やはりハブの回りの良さは速度域の高いレースだとバカにはできんよなーと。(特にドラフティングで脚を休めるときとかね)
あとはやっぱり差し色で一本だけ入るこのレッドアルマイトカラーがイカすよね。
グラファイトカラーのscylonに組み合わせると、所々から垣間見える赤がとってもエッチ。
タイヤは、ツイッターでエリートさんにオススメされたhutchinsonのfusion5 galactikが丁度カトサイで2本10kで投げ売りされてたので購入。
最初はエアタンク使ってもビードが上がらなくて焦ったけど、バルブコア外して入れてみたら一発で上がった。
当然ポンプを外せば一気に空気は抜けるけど、一度ビードさえ上げてしまえばこっちのものなので、バルブコアを装着して空気を入れ直せば晴れてチューブレスタイヤが使用可能に!
幸い、シーラントを入れなくてもあまり空気漏れは見受けられなかったので今のところはシーラント無しで使ってます。
CULTベアリング×アルミスポーク×チューブレス。この組み合わせに無限の可能性を感じて手にしたこのホイール、実際にどうなのよ?という話。
やはりご多聞に漏れず硬い。。。
ボーラもまぁまぁ硬いのかなとは思ってたんですが、レーゼロを使うと「あぁ、ボーラって脚当たりの良いホイールだったんだなぁ…」と、G3スポークのあの懐の広い感覚が恋しくなってきます。やはりカンパは偉大。
そして、組み合わせるタイヤによってだいぶ印象が違う。
このホイールで試した組み合わせは
①s-works turbo 24c × ラテックスチューブ
②pirelli p-zero velo 23c × ラテックスチューブ
③hutchinson fusion5 galactik 25c
の3つ。
この中で一番バランスが良かったのが①。どのシチュエーションでもラテックスチューブのお陰で気持ちよく走れるし、オールラウンド。
正直チューブレスじゃなくてもこれで十分じゃね?と思えるレベル。
登りだけなら②なんだけど、平地走るときの転がり感が希薄でスピードの頭打ち感が強くて、その上振動もゴツゴツ来るので全然楽しくない。
①と違ってラテックスチューブの良さが打ち消されてる感じがあり、やはりワイドリムと23cの組み合わせが悪さしてるんだろうか?
1番気になるであろうであろう③は、やはりタイヤだけで実測300gオーバーなので登りはお察し。
ただし平地ではかなり安定して走ってくれる。
この組み合わせでAACA1-2の長良川コースに投入してみたのだけど、内灘以来の久しぶりのレースであるにも関わらず、チューブレスのお陰でコーナリングがかなり楽だった。
いかんせんタイヤが重いのでコーナーからの立ち上がりが心配だったけど、転がりの良さで1こぎ目の後にはスピードが既に乗っているので、そこまで苦にはならず。
スピードが出ているときの抜群の安定感はボーラには無かった感覚で、前回は集団から遅れての完走だった1-2だったけど今回は最後まで残ることができたのは良い収穫であった。
アベレージ40越えるようなレースなら、この組み合わせは武器になると思う。
登りでは使いたくないけど、チューブレスレディならもう少し軽くできるので、また違うタイヤを試してみたいところ(11stormのfusion5も気になるわね…)
でもまぁ、レース限定なら頼りになるんだけど、普段のライドも含めるならやっぱりボーラが良かったなぁと言うのが本音。
AACAでの走りを鑑みると武器になる機材であることは間違いないのだけど、この超武闘派のホイールとはまだまだ付き合い方を模索していく必要があるようです。。。
マウンテンサイクリングin乗鞍
およそ10ヶ月ぶりのヒルクライムレース
今年に入ってからAACAとか美山とか平坦寄りのレースばっかり出てて、ヒルクライムレースは去年10月に出場した宝達以来でした。(本当は4月に伊吹山エントリーしてたけど雨天につきDNS)
今年は「もうヒルクライムとかつまらんわーw」とか散々言ってましたが、やっぱり自転車乗りなら一度はマウンテンサイクリングin乗鞍に出てみたいよねー、と思いエントリー。
と言っても今年はクリテ向けにインターバル練中心だったので登りの練習してなかった。
とりあえず本番の1ヶ月前にエコーラインを試走。
いつもは景色を楽しみながら登るけど、この日はしっかりコースプロフィールを身体に覚えさせ、そこそこ追い込んで登る。
バスの通過待ちの時間も含め、試走では1時間19分。
勾配がきつくなる中盤のつづら折れ区間で頑張りすぎて後半がタレタレだったので、本番はそのようなことが無いように。
機材面では、レーゼロコンペを導入。
乗鞍に向けての導入というよりは、内灘での落車でボーラを破損したのでその代わりとしてやってきたのがコイツだったと言うだけの話なんですがね。
インプレはもう少し乗り込んだらまとめてみたいと思います。
後はラテックスチューブ及び23cタイヤの導入。
タイヤは気になってたピレリのP-ZERO veloにしてみた。
決戦用の超軽量タイヤは去年の伊吹山でのトラウマがあるので導入を見送り。
重量は195gと十分な軽さだしいいかなーと。
ただ使ってみた感じは何も特徴ないなーという感じ。平坦と下りは普段使ってるスペシャの24cの方が明らかに良い。
ただやっぱり軽いので、登りはピレリの方が速い。
とりあえず乗鞍までは使ってみる。(ただこれならミシュランのPowerコンペの方が良かったかも)
乗鞍前日は受付のみ。
中央道中津川インターで降りて、あとは19号線で下道で行き、木祖村から堺峠を越えて行くいつものルート。
自分は頻尿でただでさえ水分が身体から出て行くので、車を運転してる間もこまめに水分を取る。
会場に到着した後は、早々に受付を済ませる。結構出展も多くて楽しめたかな?
欲しいものは特に見当たらなかったので、脚攣り対策に梅丹のミネラルタブレットと補給用のエネモチだけ購入。
宿は会場周辺は全滅だったので、岐阜側の平湯の森に宿泊。
乗鞍周辺の温泉は硫黄臭ゴリゴリでホント好き。
この湯に浸かるためだけに、ここに来てもいいレベル。。。
晩飯は飛騨牛。
次の日に備えて、白飯を4,5杯くらいおかわりして前日から身体にエネルギーをチャージ。
翌日は駐車場の場所取りもあり3時起きなので9時前には就寝。
翌日。
2:45に起床、就寝前にも乗鞍の登山指数はCだったけど窓を開けて空を見ると雲の割合の方が少ない。
これは出走できそうか?
4時前には会場近くの駐車場に到着。
改めて空を見ると満点の星空と明るい月が見事。
競技3時間前には食事を済ませると良いと聞いたので、おにぎりとあんぱんを胃に詰め込む。
朝の食後にコーヒーを飲めばすぐにお腹が活性化するのは普段の生活から分かってるので、コーヒーを飲むと案の定便意がカミング。
トイレが混み出す前に軽量化を済ませたら、ゆっくりローラーでアップ。
と言っても下山用の荷物預けが6時からなのであんまり時間が無いのに加え、隣の車の人がアップ後に一瞬気を失うというハプニングもあり、2,30分くらいしかアップできず。
ローラーを片付け、後はイナーメのCXオイルで脚を活性化。
荷物を預けたら、追加で補給食のエネモチをもぐもぐしたりツイッター眺めたりしてダラダラ。
スタート地点の乗鞍観光センターは快晴だったけど、会場のアナウンスによるとゴール地点の畳平は風速10m/sの強風に加え霧で視界が効かないとかw
確かにスタート地点から眺めると頂上だけ雲がががががが。
そして久しぶりのヒルクライムだけど、ネットスタートなのでスタート地点の場所争いがないだけでもとってもストレスフリー。
落車の危険もないし、もっとFTPがあればヒルクライム専門になりたかった。。。
僕のカテゴリーは7:10にスタート。
スタート早々、観客サイドからでかい声で「おちんぎーん!」って声援が飛んでてめっちゃ笑った。
序盤は勾配が緩くそこそこスピードが出るので、脚の合いそうな人が見つかるまでダンシングしたり脚を回したりして身体を温める。
そんなこんなで脚の合う人を見つけ、三本滝レストハウスを過ぎるくらいまでパックで進んだところで、私はグッバイ。先は長いのでね、後は自分のペースでいきますよ。
同じくらいの脚の人と抜きつ抜かれつ登っていき、中間地点でエナジージェルで追加補給して後半に備える。
そして試走での鬼門だった例のつづら折れ区間が現れるけど、事前の計画通りダンシングも適度に混ぜ出来るだけ力を使わずにパスできたのは良かった。
ここら辺でチャリダーの大宅さんとかマリンさんをパス。
一気にスパートを、と思った矢先。
森林限界を越えた途端、猛烈な風が吹き付ける。ぐぉぉぉぉぉぉ。
何とか踏ん張るけど終盤近くて疲労が溜まっていたのと、そもそもの標高が高いからなのか思うようにペースを上げられない。
幸いにもこの日はETTのワンピースだったので、ウェアのバタつきによるロスは発生しなかった。ワンピース良いよワンピース。
ラスト1,2kmぐらいで抜きつ抜かれつだった同走者を引き離し、そのままゴール。
タイムは1:13:32。
ゴール直前で脚が少し攣りかける程度だったので、パワーメーターが無いなりには補給とかペーシングはけっこう良かったかなと。
最後の最後まで天候が心配だったけど、終わってみればこの快晴で大勝利である。
力出し切ったからなのか若干フラフラだったので少し休憩してさっさと下山る。
ありがとう、乗鞍。また来年も来るぞい。
下山した後に食べた山賊バーガーが美味しかった。
車に戻ると、ちょうどアップ中に気を失ってた人も戻ってきてどうやら無事に完走したみたいでよかった。
あとは温泉で汗を流してさっさと帰宅。
久しぶりのヒルクライムだったけど、ペーシングと補給は上手くいったかな。
あとはもう少ししっかり練習してカーボンTUとか入れりゃあ70分切れるかなぁ。
気が向いたら来年も出てみようかな。
AACA第6戦1-3 いなべステージ→内灘サイクルロードレース一般の部
6月はレース2連戦。
まずは今年も帰ってきたあのインターバル地獄。
ほぼ登りと下りしかないAACAいなべコース。
家からだと長良川より遠いのでのんびりしてたら意外に時間がなかった…。
会場に着いたら早々にエントリー。
前日になって天気予報が晴れに変わり、当日はピーカンの晴天。
車の後ろでローラーアップしてたら、フォロワーの17歳JKことSEKIYUさんと初めまして。
しかし準備にばたばたして何だかんだで20分くらいしかアップできなかった。
最近自分はスロースターターだと分かり、1時間くらい時間に余裕を持ってアップしないとダメだと気付いた今日この頃。
スタート直前。まだちょっと重さが残る脚にイナーメのCXオイルを塗って誤魔化し、スタートラインに並ぶ。
そして、1-3がスタート。
リアルスタート後に強烈なふるい落としがかかるけど何とかもちこたえる。
いなべコースは道幅が狭く中々前に上がれないので、ある程度周回が進んで人がポツポツと落ちていくのを待ってから動こうかと思ったけどまず自分が落ちそう。。。
後から聞いた話ですが1-3のラップタイムが1-1とほぼ変わらなかったそうで、そりゃキツイや。
そうこうしている内に前方では4〜5人の逃げが決まったらしく、そこで集団が崩壊し自分もグッバイ。
何とか前を走ってたSEKIYUさんに追いつくけど、後はせいぜい足切りから逃げるだけのお仕事。
ホビーレースなのに36人出走して完走者が10人というレースをとりあえず完走はしたけど、去年の方がまだ前に行けていただけに、今年の方が内容はアレ。
zwiftのthe wringerだけやってても、レスト区間ががっつり設けられてるのでインターバル練習としては足りないよねー、みたいな話をセキユさんと話しながら駐車場に戻りローラーでクールダウン。
梅林公園の入口が分からず1時間近く彷徨って遅刻したカメラマンの図。
(まぁ僕も最初は迷いかけたので人のことは言えないw)
レース中の写真が無かった代わりにとてもいい感じのを撮って頂きました🙏
AACA後の恒例となったアフターヒルクライムは池田山へ。
景色の良さでは東海のヒルクライムスポットでは随一ではないでしょうか。
麓の道の駅で温泉に入れるのもアド。
翌日に休日出勤が無ければ最高の休日であった😇
さて、翌週は内灘サイクルロードレース。
学生時代に金沢に住んでいた頃から名前だけは知ってたけど、何だかんだタイミングが無くて社会人になってから初めてのエントリー。
第二の故郷とも言える石川県でのレースだけに、気合いは十分であった。
本番は日曜なので、金沢に前日入り。
ネットで見かけて前々から気になってた海鮮丼のお店でランチ。
「どと〜んと日本海」って言う中央卸売市場の前にあるお店でまだできて間もないのですが、まさに海の宝石箱という表現意外見つかりません。
金沢で海鮮を食らうなら本当は海鮮丼では無く寿司が王道なのですが、このインパクトには代え難い。。。
これにあら汁がセットで2千円と言うのだから恐ろしい。
ご馳走さまでした。
午後は前日エントリーも兼ねて会場の試走へと向かう。
TTレースの草分けとも言われる内灘サイクルロードレース、実はロードレース部門はTTの後に行われるオマケみたいな扱い。
コースは干拓地の農道を使用した一周約10kmのザ・ど平坦。
学生時代に内灘に出場する同期の試走に付き合って走ったことはあるけど、再度確認しながらコースをなぞる。
第1コーナーは2車線から1車線となるクランク、第2コーナーはほんの一瞬だけ登りというか凸状に盛られた地形故、後ろに居れば余計な脚を使わされること必死なのでここだけは特に何としても集団の頭を取りたいところ。
おおよそのコースプロフィールを把握したところで雨が降ってきたので車へと戻り、前日エントリーを済ませる。
このクッキー、美山の時も貰ったけど未だに口にしてない。
宿に荷物を置いた後は、石川県在住のフォロワーであるところのEstelleさんとラメンメディナー。
結局レース派だろうがロングライド派であろうが自転車乗ってる時点でみんな頭おかしいという結論に至りましたとさ。←
レース当日は、北陸のこの季節にしては珍しくど晴天。
エントリーしたロードレース一般の部は12時からなので、早めに現地入りして今回はじっくり1時間くらいかけてアップ。
あとはオイルを塗ってばっちり仕上げ、30分くらいにスタートラインへと並びに行くけどもう既にけっこう並んでた件。。。
ホームコースなだけあって、出走者の半分くらいバルバジャージで埋め尽くされててちょっと異様。
そして、チャンピオンクラスの後に一般の部スタート。
AACAとは違いマスドスタートなのに加え、スタート地点で強烈な追い風だったのですぐに集団は縦へと伸びる。
道路も2車線と余裕たっぷりなので前に上がるのに苦労はしなかったけど、横を通りすぎるだけで「近いぞ!!」と怒鳴る選手も居たりしてさすがに苦笑。
いや、AACAとか美山とか、何ならそこらへんのエンデューロと比べても集団の密度ガバガバなんですが…。
1週目の第1コーナー手前には集団の頭を取れたので試しに立ち上がりで踏んでみるけど、何かただ飛び出しただけみたいな感じになってしまった。
今考えるとコーナーへの進入速度が速すぎましたね…。もう少しコーナーに入る前に意図的にスピード落とさなきゃダメじゃん。。。
その後はポツポツアタックする人はいるけど、見るからに決まりそうも無いのでスルー。
そこからしばらくはAACAでも見かけたことのあるバルバの人やアンカーのおっちゃん、チームWADAあたりの人らと先頭ローテしながら最終3周目へ。
ここらになってくるとそれまで集団の中で脚を溜めてた人がちょくちょく前に上がってくるけど、第2コーナーを曲がると強烈な向かい風になるので逃げる様子はない。
まだ集団も多かったので、ちょっと後ろに入って脚を休めたらいっちょ飛び出すかーと先頭から4番目へと入った矢先、唐突に目の前を走るバルバの選手が落車。。。
なーんにも無いどストレートでの唐突な落車。
強烈な向かい風でも40km/h以上は出ていた矢先なので、避ける間も無く巻き込まれる。
流石にこのタイミングでの落車は意味が分からなかったので、思わず語気を荒げてしまう。
機材をサッと確認したところ、シフターはぺしゃんこで前輪も完全にパンク。
フロントホイールも後で確認したら割れていたけど、フロントホイールとシフターが衝撃を一気に引き受けてくれたのか、フレームとリアホイールはほぼ無傷なのが幸い。
完全にレースへの復帰は不可能だ。
一緒に先頭ローテしてたアンカーのおっちゃん曰く、唐突に上がってきて前から2番目に入ってきた鼠色ジャージの選手が中切れしかけてフラついてたところを、自分の前を走ってたバルバの選手がハスったのが落車の原因であるとのこと。
いや、碌に先頭も回してないヤツが前に上がってきておいて最終周の先頭付近で中切れとか捨て身のギャグにしても笑えねーぞ。
余りにもやるせない幕切れに、DNFした選手らと顔を合わせても苦笑いしか出てこなかった。
和歌山からわざわざ参戦したアンカーのおっちゃんも「明日仕事やしこれから帰るのかよー」と。
僕も同感だぞ。
そうだよなぁ、せめて落車も無くレース終えたかったよなぁ、あんなイかれたマリカーみたいなヤツのせいでこんな終わり方したくなかったよなぁ、先頭付近であんな落車起こされたらたまらんよなぁ、と。
ハスって落車したバルバの人しか僕は見えてなかったけど、個人的にはそこまでのこのこ出てきておいて中切れしたヤツが1番ギルティだと思うぞ。
顔も知らんけど次は無いと思った方がいいぞ。
さて、ここでどうすれば良かったのか?と考えると
1.ひたすら先頭キープ。
2.どこかで逃げを決める。
3.もっと集団の人数を削るべきだった。
今回みたいな集団なら3が最も現実的だろうか。明らかに集団に慣れてない人がちらほらいたし。やはり前に出た後に何をするか?という視点が今回も抜けていた。
内灘もまた落車が多いと聞いていたので、前にいれば安心という慢心も良くなかった。
先頭の頭と逃げてる時以外は集団にいる限り落車のリスクを負うという前提で、臨まないといけない。
幸い身体は擦り傷と軽いむちうちで済んだから良かったけど、中には鎖骨折った人もいたそうな。。。
そして、こんな落車の後で自分で車を運転して200km以上走らせるのもまたつらい。
散々だった6月のレース。珍しく7月はノーレースなので、まずは養生して次に備えましょう。