長野ツーリング3日目(草津〜渋峠〜長野市)
ま◯すとるウォッチがぶるぶる震えている。
おはようおはよう。
今日も今日とて快晴。
うん、今回はとても晴天に恵まれているようね。
渋峠を堪能するにはこの上ないコンディション。
早朝の湯畑を眺めながらの朝食、最高じゃないの。
いつもより三割増でうまいコーヒーで身体と頭を覚ます。
確かゲートが開くのが8:00からだったはず。
まだ時間はあるので、ゲート地点までウォーミングアップがてらゆるゆる登る。
まぁ、こうなっているだろうなとは思ったけどゲート開通待ちで渋滞。
こんなところまで自転車で来るのも大概な物好きだとは思うけど、車だと途中で停車できる区間は限られてくるし、この空気を全身で感じられないままここを通り過ぎるのもどうなのよ?
午前8:00、ゲート開通!
コルナゴ乗りとチタンロード乗りのおっちゃんと抜きつ抜かれつを繰り返しつつ登って行く。
先を急いで一番乗りで登りたい気持ちを抑えつつ、写真を撮りながら登る。
こんな晴天の渋峠を、景色を楽しまずに登るなんてもったいない。
チタンロードのおっちゃんと顔を合わせる。
「今日は最高ですね」
とガッツポーズを交わす。間違いない。言葉はそれだけで十分だ。
文章にするのもアレだから、とにかくその絶景を見てくれ。
#決して文章を書くのがめんどくさいわけではない
#絶景 #渋峠 #最高 #ファインダー越しの世界 #写真好きと繋がりたい
まぁ、言葉にするのも陳腐ってもんよね。
3年前に来たときは霧で草津側の景色が全然見えなくて涙目だったけど、今回は撮れ高良すぎてインフレしちゃう勢い。
頂上付近に差し掛かると、この時期のお楽しみであるところの雪壁さんの登場。
うおぉw
こんな立派な雪壁初めてや!
雪壁を左手にちょっと登ると…。
はい、着きました。
国道292号線志賀草津高原道路最高地点にして、日本国道最高の渋峠でございます。
その標高2,172m。
やっぱり標高2,000m越えは別格ですは。。。
チタンロード乗りのおっちゃんに撮ってもらいました。Thanks!!!!
それにしても本当にいい天気。
渋峠なんて愛知からだとそうしょっちゅう来れる場所じゃないし、わざわざGWに来た甲斐があった。
前回来たときは完全にスルーしちゃった渋峠ホテルにも、今回はしっかりチェックインしてきました。(ただしかの有名なインディー君とは会えず)
ここ、ろんぐらいだぁすで自転車乗りに有名になった感あるけど実際どうなんすかね。
ダウンヒル中に通った湖がまだ凍ってた。恐ろしや…。
長野市まで降りてきました。
つい昨日まであの山の向こうに居たと思うと、我ながら気が遠くなる。
個人的に、自転車って人の行動力を最も広げてくれるツールでもあると思うんですよね。
蕎麦ばっかり食べてたからラーメンが食べたくなったの図。
割と暑かったけど味噌ラーメン。
長野駅に着いたところで、信州ツーリングこれにて完結です。(また来ると思うけど)
輪行準備して、お土産に日本酒を買っていく。
長野駅に試飲もできる日本酒コーナーができていたので、日本酒好きの人はぜひ。
特急しなのに乗り込んで、一路名古屋まで。
やっぱり長野に来ると漏れなく隠居して自転車乗りホイホイなカフェか民宿開きたくなっちゃう。
はぁ〜〜〜〜長野住みてぇ〜〜〜〜〜(n度ぶりn回目)
信州(と上毛)、とても良いとこ一度(ならずとも何度も)おいで。
終わり。
信州ツーリング2日目(長野市〜嬬恋〜草津温泉)
知らない天井だ。
二段ベッドの上の外人のいびきがめっちゃうるさかったので若干寝不足気味?
まぁユースホステルだからしょうがないね。
信州ツーリング2日目は群馬県へと入り、日本3大名湯の1つ草津温泉を目指す。
距離自体は70kmほどとそんなに走らないけど、事前にストラバでルートを引いてみたら獲得標高が2,000mオーバーでした本当にありがとうございます。
気合い入れて行きましょう。。。
実を言うと、本当に適当にルートを引いてそのままガーミンにぶち込んだのでこの日どんなところを通るのかいまいちよく分かってない。
強いて言うなら、事前に絶景と聞いていた嬬恋パノラマラインをルートに組み込んだくらい。
あとは適当に最短距離のルートを引いたのだけど、東へと走り出して間も無く、おっでーはそのことを深く後悔するのでした。
あれ、おかしいな。道がとぐろを巻いている…。
どうやらこの道、上田市の菅平高原へと至る県道34号線だというのは分かった。
途中の保科温泉までは斜度も緩かったのだけど、そこを過ぎてしばらくすると、後半6kmほど写真のような道が続いた。
途中でガーミンの斜度計が機能しなくなったので詳しい斜度は分からなかったけど、幾度となく山を登ってると大体の斜度分かる。
平均斜度は10%台中頃、最大斜度は10%後半は確実にありました。(実際の最大勾配は18%らしい。)
こんなもんノーマルクランクで走る場所じゃねぇ…(脚付き不可避だった)。
結果的に、走り始めて10数キロでこの日の獲得標高の半分を稼がされるはめになりました。
長野怖い。
県道34号線のピークを越えると、上田市の菅平高原へと入る。
頂上手前からなんか歓声が聞こえるなと思ったらどっかの少年サッカークラブが練習をやっていたみたい。
どうやら部活の合宿の定番スポットであるらしい。
菅平高原から長野街道へと下り、一路群馬県へと向かう。
またも峠越え、の前に腹ごしらえしたいなと思ったらおやき屋さんがあったのでチェックイン。
茄子入りのおやきとくるみ味噌団子🍡
ちょうどいい補給になりました。
さて、腹ごしらえを済ませたらえっちらおっちら山登り。
県道34号線でバッチリ脚が目覚めたのか、わりといいペースで登っていく。
あんなとぐろ巻いた道に比べたらチュンやで。
標高1,362mの鳥居峠を越えて群馬県は嬬恋へと入りまーす。
ちなみに長野県って日本で1番多くの都道府県と接しているらしいですね。(愛知、岐阜、静岡、山梨、群馬、新潟、富山、埼玉)
長野県から埼玉県ってどうやって入るんだろ。全然イメージ湧かないや。
鳥居峠からの下りの途中で嬬恋パノラマラインへの入り口があるけど、そこはガーミンが抜かりなく教えてくれる。
こういう要所要所で道を教えてくれるだけでもだいぶありがたいわよね。
今の時代はスマホがあるからよっぽど道に迷うことはないけどバッテリー消費するし、やっぱりそういった道中に調べる時間によるロスって馬鹿にならないから、事前の準備は大事よねって話。
大学のサイクリング部時代から色んな人と走ってるけど、ルートの下調べとか装備品とか、こういう事前の準備があまりにも疎かな人ってのは大体トラブルばかり起こしてるイメージ。
まぁ多少トラブルあったほうが面白いのは確かだし、あまりガチガチに準備しすぎると自由度が下がるからそこら辺はさじ加減なんだけど、機材トラブルとかハンガーノックとか、要らんトラブルは避けるに越したことはない。
浅間さーん。
さて、嬬恋パノラマラインに入りかけたけど、この嬬恋パノラマラインは本来は農道である。
知多半島の農道を走ったことある人は分かると思うけど、補給できるような場所はまず期待できない。
ちょうど昼時なのもあったけど、本格的に嬬恋パノラマラインに突入する前に昼飯にしようそうしよう。
パノラマラインの入り口を過ぎたところに蕎麦屋があるとのことなので、ひとまずそちらに向かうことに。
蕎麦屋さんの名前はいっさく庵さん。
辺鄙なところにある古民家風のお店だけど、けっこうお客さんが入っているよう。
ここで頼んだおろしそばが個人的にはこの信州ツーリングで1番の大当たりでした。
薬味がたっぷり入ってるのもポイントが高いのだけど、何より真ん中に載った辛味大根のおろしがとにかく蕎麦に合う。
この地方特産らしく、ほんのり紫色のおろし大根がのどごし抜群の蕎麦と相まって非常に箸がすすむ。
とっても美味でした。
さて、ここからは嬬恋パノラマラインを通ってこの日の目的地である草津温泉へと目指す。
この道はひたすらアップダウンを繰り返すコースプロフィールと言い、キャベツの生産地であることと言い、よく走りにいく知多半島の農道とそっくり。
違うのは知多半島が海沿いで、嬬恋パノラマラインが浅間山を横目に走るということ。
結構骨が折れるルートだけど、天気の良さと相まって非常に楽しい!
きーもちー!
やはり予想した通り、補給スポットは自販機以外には皆無。
こんなに景色がよ良くて、GW真っ只中なのに車通りがほとんど無いのがアド。
そしてやはり山間地域なだけあって、下りの惰性だけでは登りきれない登りも平然と登場する。
パノラマラインをしばらく走ると、再び木々に覆われた道を走る。
ここからさらに、草津温泉に向かってぐぐっと高度を上げていくことになる。
と、いきなり目の前に車の渋滞が現れる。
うーわ、何だこれ。。。
まーそりゃGWなのは分かるけどこりゃひでーな。
草津温泉までは結構な登りだけど、それでもこの時ばかりは自転車の方が圧倒的に早い。
ちょいと脇から失礼してひょひょいっと登る。
そして程なくして着きました草津温泉。
獲得標高が2k越えるっていうから早めに出たけど、思ったより早く着いちゃった。
せっかく早く着いたんだし、のんびりお湯に浸かろうじゃないかってことでお風呂に。
大滝の湯でひとっぷろ。
とってもいいお湯だったけど、やっぱり人が多すぎる。
この日のお宿もユースホステル。あんまり寝る場所にお金はかけたくないから、いままで風呂と飯は外でもいいかって思ったけど、GWみたいな繁忙期にそれは完全に失策だった。
温泉街に出ると夜でも人だかりで、やっぱり高めでも良いから飯と風呂付の宿を取れば良かったなと後悔。
慰みにライトアップ湯畑。
そして宿の部屋に入ると、同室のほとんどが自転車乗りでさすがに笑った。
絶対明日渋峠登るんだろうなー笑。
こういうユースホステルではスマホの目覚ましは使えないので、ガーミンのvivo smartで目覚ましをセットする。
こうすれば振動でお知らせしてくれるから周りにも迷惑はかからないしね。
さて、次の日は朝一で渋峠を目指す。
3年前は霧で草津側の景色が全然見えなかったけど、果たしてどうなることやら?
続く
信州ツーリング1日目(松本〜白馬村〜長野市)
あ、長野行きたい。
雪もだいぶ溶けてきてるだろうし、とりあえず標高2,000m以上の山に登りたい。
というわけで、行ってまいりました。
GWど真ん中に、始発の特急しなの自由席チャレンジを成功させてまずたどり着いたのが松本駅。
駅からすでに望める北アルプス、最高じゃないの。
今回のツーリングの日程は2泊3日。
まず初日は松本を出発し、白馬村まで北上した後に長野市まで東進するルート。
今回はSTRAVAで事前に作成しておいたコースをEDGE520に転送しておいたので、簡易的なナビ仕様に。
カーナビみたいな懇切丁寧なナビゲーションを期待しちゃいけないけど、コース通りに走っている限りはけっこう正確に進行方向を教えてくれる。
さて、輪行解除してまずは進路を北に。
安曇野に入ると、高瀬川沿いの堤防を走る長野県道306号線、通称北アルプスパノラマロードを走る。
その名の通り、左手にまだ雪を被った北アルプスの峰々を眺めながら走る快走路だ。
車はそれなりに通るけど、流れが良好なのでそこまでストレスに感じることなく走れる。
今日のルートは、8割方この雄大な北アルプスの山々を眺めながらの旅路となる。
あー、やっぱり長野の山は本当に別格だ。しっかり前を見ながら走るのが難しいくらい←
木崎湖と青木湖を走り抜ける。残念ながらおねてぃは全くと言っていいほど知らんのでほぼスルー。
小熊山には興味あったけど、今日だけでも2つの峠越えがあるのでさすがにパス。
どうせまたいつか来るだろうしその時にとっておこう。
白馬村に入る。
ここから東へ進路を変え、鬼無里・小川村を経由して長野市へと向かう。
いよいよ本格的に登りに入るのと、ちょうど昼飯の時間帯なのもあったので昼飯にすることに。
これと言った下調べもしてなかったので、グーグルマップで適当に見つけた食堂に入る。
大黒食堂のソースカツ丼と醤油ラーメンでがっつり補給。
長野でソースカツ丼と言えば駒ヶ根だけど、ここのソースカツ丼は衣もさくさくで大変美味しかったです。
地元の人しか使わないのか、GWにも関わらず観光客らしき人はほとんどおらず。
こういうので良いんだよ、こういうので。
昼飯を済ませ、ここからは本格的にクライムオン。
まず目指すは、自転車乗りやバイク乗りなら一度は見たことあるであろう、あの景色です。
のっけから7〜8%くらいの坂が続く。
まだまだこれからも登りは続くので焦らず。
20分くらい登っただろうか、唐突にトンネルが現れる。
そして、後ろを振り向くと…。
はい、早速絶景ですね。
白馬村から長野市鬼無里へと続くR406の途中にあるこの場所。嶺方峠、白沢峠、あるいは白沢洞門とも呼ばれ(ちなみにグーグルマップでは白沢洞門と検索すると出てきます)、トンネルから雄大にそびえる白馬連峰を一望できるビュースポットであります。
あーもー、住みたい。。。
白沢洞門を越えた後は鬼無里まで下る。
鬼無里まで来たらそのまま東に戸隠を抜けて長野市まで行ってもいいのだけど、ここはちょっと寄り道していったん小川村に南下する。
ここでもまた、峠を越える。トッテモタノシイ。
小川村へと至る峠を越えたところで。
ここもまた、北アルプスを一望できるビュースポット。
北アルプス展望広場と言うらしく、ここもまた来て見たかった場所。
プラネタリウムの近くにあるのが展望広場と聞いたけど、下っていったら同じような展望台が二ヶ所くらいありました。行く機会があれば好きな場所でご観覧ください。
さて、一通り見たいところはまわったので本日の宿を目指して長野市へと。
途中バイパスがあるとのことなので、そこを回避しつつ下り基調の道を進み1時間とかからず宿にとうちゃこ。
本日の宿は、善光寺のすぐ近くににあるドットホステル長野。
古民家風のオシャレなユースホステルで、ご主人がそんなに僕と年齢変わらなさそうなくらい若くてびっくり。
僕も脱サラして長野か岐阜で民宿開くかー。
とりあえず風呂に入りたいのでどこか湯船に浸かれるところがないか尋ねたところ、善光寺から伸びる中央通りから一本外れたところに銭湯があるとのことなので向かうことに。
亀の湯さん。
ザ・昔ながらの銭湯って感じ。
客はほぼ地元の人で、風呂場の桶があの黄色いケロリン桶だったときは軽く感動しました。
風呂を上がったあとはご飯。
とりあえず適当な立ち飲み屋で生ビール引っ掛けた後は、やっぱり長野に来たからには蕎麦が食いたいってことで蕎麦屋へ。
ざる蕎麦。
蕎麦のこの巻き方は、戸隠地方の蕎麦に見られるものらしいですね。
蕎麦処・信州の中でも、戸隠の蕎麦はまた別格と聞くのでいつかは行きたい。
信州蕎麦巡りライド、とっても辛そうだ。(獲得標高的に)
お宿に戻ったあとは、ウェアを洗濯して乾かす。
ガーミンで本日の走行ログを確認したところ、走行距離120キロほどで獲得標高は約1,300mほど。
あれ、思ったよりも登ってないな。白馬までは山岳と呼べる山岳は無かったからかな?
まぁこれから先嫌という程登るだろうし、今日はウォーミングアップてことで。
例によって外人さんばっかのドミトリールームで眠りに就く。
信州ライドは、まだまだ続きます。
AACA1-4参戦
参戦してきました
ぶっちゃけヒルクライムはもう飽きたのと、5月の美山に向けて集団走行にも慣れておこうという意味合いも込めてエントリー。
鈴鹿とかモリコロなどのエンデューロ系には出たことあるけど、とりあえず目標としては落車しない・常に前方に出る・周りに迷惑をかけない。社会人だしね、冷静に。
スタート前
10:30、TT後にスタート
1周目は様子見で抑えめで、でも集団前方に。
全周を通して、全然逃げに出る人がいないなぁという印象。1人,2人前には出るけど逃げ集団ができることはなく、難なく捕まえられる程度。
競技部らしき小さい高校生が元気かなって程度。
前に出るのは問題ないけど、インターバルへの耐性が無いのと、どうもコーナリングが苦手なのか無駄な脚を随分使ってしまう。
集団で休んでる間に番手が下がり、コーナー立ち上がりで頑張って前に出るの繰り返し。
いやー、下手くそだ。
最終周、1人前に出てた人を捕まえようと加速するといつの間にか先頭に。
うーん、ここで前に出ちゃったか。
またいつもどおり番手が下がり、最終コーナー前でいい位置に就けずそのまま集団フィニッシュ。
まず怪我なく終えられたのは良いとして。
集団でサボって番手を下げてしまうこと。
それを巻き返すために無駄に脚を使ってしまうこと。
あとは単純にインターバルへの耐性がないか。
自転車競技では無酸素運動と有酸素運動の境目の強度でのトレーニングが必要と言うけど、そういったトレーニングって今まであんまりしてないよなぁ。
頑張りどころ、サボりどころを見極めるのも重要だけどそれ以前の問題かなと。
練習頑張ります。。。
P.S.ブチョーコーヒーのパスタ本当に美味くて合計3玉食べちった。
どきっ!トラブルだらけの伊吹山ドライブウェイヒルクライム
今年も伊吹山に参戦してきました。
目標は昨年の記録を破る、と言いたいところだったけど今年は除雪が間に合わず短縮コース(14.9km→10.7km)へと変更になった。
ゴール地点は上平寺越駐車場。フルコースで開催された去年、集団から千切れてちょうどタレたところ。
距離的にもタイム的にも、よく練習で登る大多賀峠とほぼ変わらないくらいのリズムで登れるので上手く行きゃ良いタイムが狙えるか?との算段。
だが現実はそう上手くいかない。
雨ェ…。
前日からスタート直前まで雨が降ったり止んだり。
雨の日のヒルクライムと言うと、乗鞍で2回くらい死ぬ思いをした苦い記憶がヨミガエッテクル…。
とは言え走れないほどの酷さじゃないので出走を決意。
今期よりミノウラのハイブリッドローラーを導入したのでアップ、と行きたかったけど駐車場の路面がシクロクロスでもできそうなくらいグチャグチャ。
有料駐車場早く抑えりゃ良かったのう…。
とりあえず受付とトイレを済ませると、ちょうど猪野学さんがチャリダーの収録中。
さすが俳優なだけあってものすごい声量。ロケって大変なのね。
私はカテゴリーBなので8:50分に集合。例年通り集合地点からレーススタート地点の伊吹山ドライブウェイまで歩道で移動する。
今回はヒルクライム決戦用に重量145gの軽量タイヤ、エクステンザR1Sを導入していたのに加え、雨天で路面に小石がそこら中に散らばってたので慎重に…と思ってた矢先。
タイヤニキ「バシュゥゥゥーーーーーーーwwwwwww」
ワイ「ファーwwwwwww」
はい。やってしまいました。まさかのスタート前での後輪パンクDEATH☆
まさかヒルクライムでパンクなんて想定してなかったので、パンク修理のセットも持ってきてない。やっちまった。
やっちまったもんはしょうがないから、スタート地点まで自転車を引いてビンディングでランニングをするはめに。
これも王者の定めなのか(違う)
役場まで戻り、すぐにピットエリアへ駆け込む。とりあえず新しいチューブを購入し、すぐに交換してもらう。
メカニック「二本で900円のチューブか、一本1000円だけど軽量なマキシスのチューブどっちが良い?」
ワイ「二本のやつで(そういうのいいから💢)」
手早く交換してもらったは良いけど、リアタイヤはこんな状態
もう、とりあえず走れりゃいいや…
直してもらった後は、係員に事情を説明して男子Eのカテゴリーに混ぜてもらう。
また小石の散らばった歩道を走るのかと思うと憂鬱になるけど、今シーズン開幕戦なだけにDNSだけは避けたい。
ハラハラしつつも何とか今度はパンクせずにスタート地点に到達し、荷物を預けてトイレで軽量化してスタートまで待つ。
10:15、40代のカテゴリーに混じって何とかスタート。
年代も違うせいか去年と違って中々脚の合う人に恵まれず、基本1人旅が続く。
アカンなぁ、こういう時って大体あんまり良い記録出ないんだよなぁ。
決して脚も心拍もいっぱいいっぱいな訳ではないけど、何だかイマイチ追い込みきれない感じ。
そんな折、どこからかシューシューという音が聞こえてくる。
後ろを振り返るが、誰もいない。
うん、気のせいだ。
勾配がキツくなってきたところで、ダンシングでしのぐ。
何だか急にフロントの剛性が下がった気がする。
うん?気のせいだよね。
ちょっとした段差をパスするために、ハンドルに来る衝撃に備えると、ガツン!と硬いものが打ち付けられる音がする。
うんうん、それもうパンクだね!!!!!(キレ気味)
はい、今度は前輪がパンクしました。。。
パンクだと確信したのが残り3キロ地点付近。
幸い駆動輪は無事なようだし、前輪も辛うじてクッション性を残している。
もう、行くしかないやろ。(やけくそ)
おっでー怒りのリム走行。
シッティングなら何とか走れるけど、下り区間は前輪が取られそうでスピード出せない上に、勾配がキツくなってもダンシングができない。
いやー、もう今日はアカン。
何とかゴールしてタイムを確認すると、38分39秒。
後ほどストラバを確認してみたけど、パンクしてない序盤区間でもやっぱり前年を下回ってる。
ゴール後の前輪はこの通り見事にベッコベコでした本当にありがとうございます。
伊吹山名物、自分の荷物が全然見つからないやつ。
ゴール地点で風雨に打たれることもなかったのが唯一の救い。
ゴール地点でまぁさんと会ったら早速スタート前にパンクしたことを知られてた模様。
ツイのオタクはどんな状況だろうとすぐこういうのをネタにしがち←
ゴールしたはいいけど下山をどうしようかと思ったが、トラックに自転車を預けてバスで下山させてもらえることに。
しっかし霧で見えない。毎年事故る人いるけど、今年は大丈夫だったんでしょうか。
下山したあとはさっさと帰り準備をば。
カツ丼で超回復。うめぇ。
まず反省点としては、舗装された有料駐車場を早急に確保すべきだったということ。
雨なのもあって、路面状況がローラー台でアップできるようなコンディションではなかった。
あとは短縮コースなのもあってレース中は全然追い込めなかった。勾配の弱いところで踏めないのが本当に悪い癖だ。直さなきゃいけない。
そしてタイヤ。あのタイヤで試走はしてたし、いくら軽量タイヤでも小石くらい大丈夫だろうと思って完全に舐めてた。雨なのもあるだろうけど、完全に機材の選択ミスったかなこりゃ。。。
何だか色々と不完全燃焼に終わった今年の伊吹山でした。
次のレースは来月の美山ロードレース。今年はヒルクライム以外にもAACAなどの平坦系のレースにも出てみようかなと。
会場で見かけたときはよろしくお願いします
Rapha Pro Team Thermal Bibshorts
これは冬用ウェアの新たなるソリューションですよ奥さん
僕は基本的に冬でもビブタイツ履きません、というか履けません。(決して脚が短いから履けないというわけではない💢)
最初はビブタイツが高いから夏用のビブにレッグウォーマースタイルにしてましたが、ペダリングのしやすさと汎用性の高さから、今でもこのスタイルで冬も自転車に乗ってます。決して脚の長さに合うビブタイツが(ry
という訳で、Raphaのブラックフライデーセールでポチった件のサーマルビブショーツ。
最初は冬のウェアなのにビブショーツ?と思って全然眼中に無かったけど、よくよく見るとレッグウォーマーを履くことを前提にした、れっきとした冬のウェアらしい。
元々Raphaのビブ、とりわけPro Teamラインのビブはめちゃくちゃ気に入っていた。
パッドも快適だけど、それ以上にペダリングでもズレないフィッティングの良さがとにかく気にいっている。
走行中にビブの裾やパッドの位置を直す回数がめっきり減って、以前履いていたビブがいかにストレスフルだったがよく分かった。
Pro TeamじゃないRaphaのビブでも十分快適なんだけど、Pro Teamのビブはレーサーじゃなくても必携のアイテムだと個人的には思う。
そしてサーマルビブ、普通のビブと違うのは裏地が保温性の高いフリース生地になっているのと、レッグウォーマーと併用するのを前提に、若干余裕を持たせたフィッティングになっている点だ。
よく夏用のビブで冬を走ると腹が冷えると聞くが、正直自分はそんなに気にならない。
でも、レッグウォーマーを着けてる範囲は暖かいのに、股関節付近だけスースーして寒いのは確かに気になっていた。
でもこれを着れば、レッグウォーマーでも下半身を隙無く寒さから守ることができる。
ちなみに保温性に関しては、雪国とかじゃ無ければ、冬はコレとちゃんとしたレッグウォーマーがあれば乗り切れると思う。
少なくとも愛知県とその周辺をしっかり走るぶんには困らないと思う。
そしてフィッティングの面、これはレッグウォーマーを着けることを前提とした絶妙なフィッティングだ。
夏用のビブにレッグウォーマーだと、どうしてもペダリング時にビブにかかる負荷が大きくて、そのうち縫い目がビリっといっちゃうんじゃ無いかという気もしてくるのだけど、サーマルビブはそのような様子はない。
裾の部分にはシリコングリップが付いてるのだけど、夏用のRaphaのビブと比べると、グリップ性は弱めに設定してある。
この絶妙な塩梅のシリコングリップとフィッティングによって、レッグウォーマーを着けていてもペダリングが妨げられず、裾の位置も調整しやすい。(かと言って、ペダリングでもズレることもない)
いやー、本当によく考えられた作りだ。シャドウジャージもそうだけど、Raphaって一見ニッチなウェアを出してきたかと思ったら、中々どうして使い勝手の良いウェアを作るなーと。
そりゃあ自分の脚の形に完璧に誂えたロングビブがあればそれに越したことは無いのだけど、ペダリングを妨げないロングビブが見つからないって人の方が多いのではないかと。
一見使い勝手が悪そうなこのビブ、中々やりよるぞよ。
【インプレ】Michelin POWER competition 23c
そういえば使ってたので参考までに。
自転車歴も5年目になるけど、ロードタイヤの定番中の定番であるところのMichelinを使うのは、初めて買ったロードバイクの完成車についていたリシオン2以来。
あれはとりあえずというところのスペックのタイヤなので、レーシングラインのタイヤでMichelinを使うのは実は初めて。
PRO4もいつかは使おうと思いながら、結局一度も使うこともないままMichelinのクリンチャータイヤがフルモデルチェンジしてしまったw
そんなMichelinのトップを張るのが、16シーズンより登場したcompetition、all season、enduranceの3タイプをラインナップするPOWERシリーズ。
その中で今シーズン使用したのが、レーシングタイヤとして徹底的な転がり抵抗の削減を目指したcompetitionの23c。
重量は23cで195g。GP4000、ワンなど今まで使用してきたレース仕様のタイヤとしては頭1つ抜き出た感のある重量。
2,3000キロくらいはこのタイヤ使ってるけど、パンクは一度もない。
耐パンク性なんて結局は乗り手の使い方次第だと思ってるからそこまで求めてはないのだけど、レーシングタイヤとしての耐パンク性は及第点と言えると思う。
極端に車重を重くするとか、段差にフルスピードで突っこまないとか、常識的な使い方をすれば大丈夫。
さて、実際に嵌めて乗ってみた感想。
条件としては
フレーム:Cannondale super six evo
ホイール:Campagnolo BORA ONE 50 CL
乗り手:体重62kg
空気圧:90psi
まず乗って感じるのはこぎ出しの軽さ、そして圧倒的な転がり抵抗の低さ。
重量自体は軽いから漕ぎ出しも軽いのは当然として、コイツの転がり抵抗の低さは特筆すべきものがある。
コンチ、シュワルベ、スペシャ、Vittoriaと色んなタイヤ使ったけど転がりの良さはダントツで、まさに謳い文句に偽りは無しと言ったところ。
路面状態の良い平坦路を走れば、まさにヘヴン。トルクをかければロスなく推進力に変換され、かっ飛んでいける。
ただし、乗り心地は平均以下と言ったところ。PRO4は乗り心地良かったみたいだけど、その頃の面影はほとんど無いのだろうと思う。
乗り味としては正に、レーシングタイヤの王道を行く乾いた乗り味と言ったところ。
あとグリップ性能。
これはもうね、こんだけ転がり抵抗が良ければね。どれだけタイヤが進化しても多少なりとも犠牲にせざるは得ないよね。しょうがないよね、と言ったところ。
滑り過ぎてどうにもならないと言うほどではないけど、過信は禁物。(実際、下りのコーナリングでスリップしてコケたことがある。)
テクニカルなコーナリングが続くようなコースではちょっと使いたくないかなーと。
そこらへんはコンチとか、スペシャのタイヤを使いたくなる。
でも、これを25cに替えたら弱点を補えるのではないかなーと思ってる。
しかも、パッケージにも23cには「転がり抵抗5w削減」と書いてるところ、25cだと10wになっている。
マジか、25cだともっと転がるのか。。。
そこはおいおい試して見ようと思う。
総評としては、平坦・直線路最速タイヤ。そして、とにかくロスがない。
本来、様々な路面状態・環境で走るロードバイクのタイヤというのは、転がり抵抗の低さはもちろんのこと乗り心地、グリップ、耐パンク性、耐久性など様々な要素が求められる。
どんなに良いフレームとホイールを装備してても、タイヤがダメなら全てがダメになると言っても過言ではないくらい、タイヤというのは重要なパーツなのである。
でも、この転がりを知ってしまうと逆に他のタイヤに戻りにくい気がする。
乗り心地とかグリップとか、そんなのが些細な問題に思えてくるし、色んな意味で危険なタイヤと言えるかもしれない。
ロードバイクとは本来「舗装路をいかに速く、ロスなく走るか」を宿命付けられる機材でもある。
「乗り手の力を余す所なく推進力に変える速さこそが正義。」
クリンチャータイヤしか作らないと宣言したMichelinの回答がコレなのだとしたら、至極納得のいく答えだと言える。